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オバマに届け! 中国で薄毛より白髪を嫌う理由

薄毛の救世主・「101」を試して分かったこと

2015年11月26日(木)

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「私はほかの一部のリーダーのように白髪を染めたりしない」と言ったオバマ米大統領。中国の習近平国家主席のことを皮肉ったのか? 写真はトルコで開かれていた20カ国・地域(G20)首脳会議の様子。トルコのエルドアン大統領を中央に、左に習国家主席、右にオバマ大統領(写真:代表撮影/AP/アフロ)

 11月20日、訪問先のクアラルンプールの大学で学生や若い起業家らとの対話に臨んだ米国のオバマ大統領が「シニア層として若者にアドバイスを」と求められ、「私を年寄り扱いしないで。ただ、就任時にはなかったのに、すっかり白髪になってしまった。しかし、私は多くの首脳のように髪を染めはしない。染めているのが誰とは言わないが、理容師なら知っている」と返した、というニュースを見たり読んだりしたという読者もいることだろう。中国でも同22日付で多くのメディアが「外電の報道」としてこれを報じた。

 オバマ氏は「多くの首脳が」として名指しはしていないが、日本のメディアの中には、習近平国家主席をはじめとする中国の政治家のことを暗に皮肉ったものだと指摘するものもあった。確かに、上海で私の周囲にいる何人かの中国人にこの記事を読んでもらったところ、そろって「中国の指導者のことを指しているんでしょうね」という反応が返ってきた。

 日本にいると、中国で政治をやっている男たちの姿を一度に大量に見る機会などあまりないだろうが、幹部連が一堂に会する3月の全国人民代表大会(全人代、国会)の時にでも、注意してテレビを見てほしい。中年や初老といった世代が主力であるはずの彼らの髪が、そろいもそろって黒々、ツヤツヤしていることに気付くことだろう。「白髪が増えた」とオバマ氏が嘆いた直前にトルコで開かれた20カ国・地域(G20)首脳会議の写真を見ても、白髪頭のオバマ氏と並ぶ習氏の髪の黒さは際立っている。

 習氏が髪を染めているのかどうかは分からないし、全人代に出席する中国の指導者たちが染めているか否かについても、私には確かめる術はない。ただ、「彼ら」も大多数が染めているのだから、おそらく指導者たちだって染めているのだろうという推測はできる。

 では、「彼ら」とは誰か? 40代前半と思しき隣家のオヤジ、私の住む団地で掃除をしている50代後半のオッサン、当時50代前半だったかつての同僚、そろそろ還暦だと言っていた我が家の大家、60代前半に見える向かいの果物屋の主人、夜な夜な公園で社交ダンスを踊り狂っている50代、60代の男たち――。そう、中国では一般人の男でも、髪を染めて白髪を隠すのが普通なのだ。

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「オバマに届け! 中国で薄毛より白髪を嫌う理由」の著者

山田 泰司

山田 泰司(やまだ・やすじ)

著述業/EMSOne編集長

1992~2000年香港で邦字紙記者。2001年の上海在住後は、中国国営雑誌「美化生活」編集記者、月刊誌「CHAI」編集長などを経てフリーに。2010年からは、「EMSOne」編集長も務める。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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