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母親の存在が苦なら、思い切って見放しなさい

ジョヤンテ 代表取締役 川崎貴子さん対談(番外編)

2015年11月18日(水)

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女性のための人材コンサルティング会社社長で、著書『愛は技術』が話題になっている川崎貴子さんとの対談を2回(前編後編)に渡ってお届けしました。今回は、これまでお聞きした「ハイキャリア女性のためのパートナー選び」とは視点を変えて、現代女性の多くが悩んでいる母親や会社の同僚との上手な付き合い方についてご紹介します。

川崎貴子(かわさき・たかこ)
1972年生まれ。埼玉県出身。97年に働く女性をサポートするための人材コンサルティング会社ジョヤンテを設立。女性に特化した人材紹介業、教育事業、女性活用コンサルティング事業を展開。 女性誌での執筆活動や講演多数。著書に『私たちが仕事を辞めてはいけない57の理由』(大和書房)、『愛は技術 何度失敗しても女は幸せになれる。』(KKベストセラーズ)、『上司の頭はまる見え。』(サンマーク出版)。2014年よりninoya取締役を兼任し、ブログ「酒と泪と女と女」を執筆。婚活結社「魔女のサバト」主宰。女性の裏と表を知り尽くし、フォローしてきた女性は2万人以上。「女性マネージメントのプロ」「黒魔女」の異名を取る。10歳と3歳の娘を持つワーキングマザーでもある。(写真:北山宏一、以下同)

秋山:川崎さんのブログ記事「母親の呪縛~自己肯定できない女達」が話題となりました。その中で、現代女性の悩みの多くが対人関係であることを指摘し、自己肯定感が低い女性の一番大きな原因が親子関係、特に母親との確執にあると書かれています。ハイキャリアの女性も、母親との関係に悩んでいる人がとても多いように思います。

川崎:意図したわけではないのですが、この記事をアップした際、とてもバズってしまいました。なぜかというと、途中まで共感できたのに、最後に母親を許せと書いたから。この人は自分が母親だからこういうふうに書いているんじゃないかって、母親とのあつれきを持っている女性たちから、多くのコメントを貰いました。

 私の意見は変わりませんが、それだけ今現在も苦しんでいる女性が多いということを目の当たりにしました。

 ブログには書かなかったんですけど、許すというのは母娘関係の放棄がステップとしてあり、事実上母親を見放すことでもあるのです。もう親でもなければ子でもないという、だからこそ離れる。そして、離れるから許せるんですね。

 この人から生まれたとか、この人に育ててもらった、この人と遺伝子が近いということにフォーカスしない。そして、1人の女として見てあげる。

 結局は自分の幸せのために母親を手放す、という作業が必要だと思うんですよ。

秋山:そうはいっても、関係を完全に切るわけにはいかないという人たちもいっぱいいると思います。

コメント4件コメント/レビュー

グロリア・スタイネム「ほんとうの自分を求めて―自尊心と愛の革命」をおすすめします。(2015/11/19 03:20)

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「母親の存在が苦なら、思い切って見放しなさい」の著者

秋山 ゆかり

秋山 ゆかり(あきやま・ゆかり)

事業開発コンサルタント・声楽家

ボストン・コンサルティング・グループの戦略コンサルタントを務めた後、GE Internationalの戦略・事業開発本部長、日本IBMの事業開発部長などを歴任。コンサートのプロデュースや演奏も行う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

グロリア・スタイネム「ほんとうの自分を求めて―自尊心と愛の革命」をおすすめします。(2015/11/19 03:20)

「SNSは自慢大会なので、そういうものはもう見ない。」で笑わせてもらいました。この程度の事で自分がぐらつく人間がきちんとした仕事なんて出来るわけがないと思いますがw(2015/11/18 14:03)

私の知り合いに還暦を過ぎた女性社長さんが居るのですが、彼女の口から「本当は私は××になりたかったのに、母親が支持してくれなかった所為でなれなかった。今でも恨んでいる」と言われ驚いたことがあります。女性達における母娘の一体感と言うか、自我の分離されていない感覚がいまひとつ分かりません。横並び感覚の凄まじさといい、根底には「私は(他人より)尊重されてしかるべきなのに損をしている。許せない!」という強烈なルサンチマンがある気がします。トラウマから解放されるために女性自らが変わらないと、男性側の自覚を促しても徒労に終わるのではないでしょうか。(2015/11/18 10:52)

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三品 和広 神戸大学教授