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共働きでも子だくさん~仏企業の光と陰(前編)

子育て女性支える「週4日勤務」、昇進昇格には遅れも

2016年4月13日(水)

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 「仕事も子育ても」を如何に実現するか、女性活躍を進める上での最大の壁を乗り越える上で、ひとつのモデルとなるのが「共働きでも子だくさん」のフランスである。

 いったんは落ち込んだ出生率は90年代半ばから上昇に転じ、同時に女性の就業率のアップも果たした。今では合計特殊出生率2.01、24歳から49歳の女性の就業率は80%を超える。子育て家庭に手厚い家族政策が功を奏したとされるが、企業でもまた、大きな力を持つ組合からの働きかけもあり両立支援策を進めてきた。そこで、子どもを2人以上持つ女性管理職の姿から、仕事と家庭を両立させながらキャリア形成もできる環境づくりのポイントを探ってみた。一見バラ色に見える取り組みの裏にある、課題も合わせて学びたい。

「週4日勤務」で子育てをしながら仕事を続けるアクサグループ人事部門マネジャーのカースティ・レイバースさん

 世界各国に部下30人を抱えるアクサグループ人事部門マネジャーのカースティ・レイバースさん(39)。毎週水曜日は、自宅で1歳と3歳の子供とゆっくり向き合う。在宅勤務ではない。管理職ながら子育てのために水曜を休みとするパートタイム勤務「週4日勤務」を選択しているのだ。

 カースティさんは、第一子は5カ月、第二子は5カ月半休んだ後に、「週4日勤務」で復帰した。日本に比べるとフランス女性の出産後の職場復帰は早く、「3カ月半くらいで戻るのが普通」という企業が多い。育児休業のブランクが短く、キャリアへの影響が少ないともいえる。

 産休を終えたあとは、子供が3歳になるまでの完全休業か、あるいは最大50%まで時間を短縮したパートタイム勤務を選ぶことができる。企業によっては3歳を超えても短時間勤務を認めるところが少なくない。そこで学校が水曜午後は休みであることから、子育て女性が「水曜休みの週4日勤務」をすることが、すっかり定着している。

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「共働きでも子だくさん~仏企業の光と陰(前編)」の著者

野村浩子

野村浩子(のむら・ひろこ)

ジャーナリスト・淑徳大学教授

日経ホーム出版社(現日経BP社)で「日経WOMAN」編集長、女性リーダー向け雑誌「日経EW」編集長などを歴任。日本経済新聞社・編集委員などを経て、2014年4月から、淑徳大学人文学部表現学科長・教授。財政制度等審議会委員など政府審議会委員も務める。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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