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電動車両っぽくない「ハイブリッドオデッセイ」

モーターの作り方は革命的

2016年3月15日(火)

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2013年10月の全面改良から、約2年半を経過してハイブリッド仕様を追加したホンダ「オデッセイ」。側に立つのは開発責任者である本田技術研究所 四輪R&Dセンター LPL主任研究員の中川真人氏

 このコラムの第47回で、独フォルクスワーゲン(VW)のミニバン「トゥーラン」を取り上げたとき、マツダのミニバンはフェードアウトの方向なのかも、と書いたら、その後2月29日付の日本経済新聞が、1面トップでこの話題を取り上げた。同記事によれば、マツダは2017年中にミニバンから全面撤退し、今後は市場の成長が続くSUV(多目的スポーツ車)に力を割く方針だという。

 ミニバンからSUVへという流れは、すでに世界的なものになっている。米国市場では、ミニバン系の車種がすっかり減り、従来ミニバンに乗っていた層は、3列シートを備えたSUVに移っている。日本と異なり、米国のミニバンは、お母さんが子どもたちの送り迎えに使うためのクルマ、という傾向が強い。このためミニバンには「所帯じみたクルマ」という印象があり、お父さんはセダンやSUVに乗る、という家庭が多かった。しかし最近は、視点が高くて見晴らしがよく、またがっしりして頑丈そうに見えるSUVが、安全・安心を重視する米国の女性にも支持されるようになってきているのだ。

 一方で欧州でも、前回のこのコラムで取り上げたように、SUV人気が高まっている。欧州市場では、小型のハッチバック車が主流だが、「所帯じみている」という印象から逃れるため、最近では室内スペースよりも個性的なデザインを重視する傾向が強まっていた。SUV人気は、それでも飽きたらない「人とは違う、個性的なクルマに乗りたい」という消費者の意識を反映している。

 日本市場でも、先に参照した日経新聞の関連記事によれば、ミニバンを含む「セミキャブワゴン」の2015年の販売台数は約76万台と、この10年で約3割減る一方で、SUVの販売台数は約38万台と2005年の約2倍に拡大したという。ただし、トヨタ自動車の小型ミニバン「シエンタ」が2016年1月の販売台数で、ホンダ「フィット」を抑えて3位(軽自動車を除く)に食い込んだり、軽自動車でもいわゆるトールワゴンと呼ばれる背の高い車種が売れていたりするのを見ると、他の国ではクルマ選びに大きな影響を及ぼす「所帯じみているかどうか」という価値観が、比較的重視されていないような気もする。

発売が遅れたわけは?

 そうした日本市場のあり方を、ある意味象徴するクルマが、今回取り上げる「オデッセイハイブリッド」だろう。現在のオデッセイは5代目で、3代目、4代目と続いた全高約1550mm以下という背の低いデザインから一変して、2013年10月の全面改良では、全高を1700mm程度に高くし、リアドアにもオデッセイとしては初めてスライドドアを採用した。当時、開発責任者である本田技術研究所 四輪R&Dセンター LPL主任研究員の中川真人氏にインタビューしたときには、これらの条件を備えていないと、ミニバンとして市場で認識されないと語っていた。

コメント1件コメント/レビュー

「400万円の自家用車が、街乗り燃費リッター15キロ」

確かにあの車体で・・・と考えると「立派な成績」に思いますが、寒冷地でハイブリッド車に乗っていた印象を書いてみます。(長文嫌いな方はスルー願います。)

自分が居住している北海道北部では・・・ですが「ハイブリッド車は冬季間かなり燃費が悪化」することが多いです。

「フリードハイブリッド」に2シーズン乗っていましたが、気温が下がり冬(スタッドレス)タイヤを使用する期間(10月下旬~4月下旬)だと「リッター10キロ程度」になります。(それ以外の期間は「リッター13~15キロ」)

それ以上にきつかったのが「四輪駆動仕様車」が無かった事。

コンビニと道路の段差を上れず、嫁さんがキレて「フィットのガソリン四輪駆動車」に買い換えられてしまいました。(嫁さんが「VSAをオフにする」方法知らなかっただけなのですが。)

あくまで個人的な感想ですが、ハイブリッド車は「温暖な都会での移動手段が最適」なのではないかと思います。

(ちなみにフィット四輪駆動車は、冬場リッター13キロぐらい。夏場リッター16キロぐらいと好燃費です。)

「高価で買えない自家用車」ですが、この「ハイブリッドオデッセイ」は「北海道での冬場燃費がどのくらいなのか」は、とても興味がありますね。


<筆者同様「ハイブリッド車は電動車両感」が好き@ざく たんくろう>(2016/03/21 14:39)

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「電動車両っぽくない「ハイブリッドオデッセイ」」の著者

鶴原 吉郎

鶴原 吉郎(つるはら・よしろう)

オートインサイト代表

1985年日経マグロウヒル社(現日経BP社)入社、2004年に自動車技術の専門情報誌の創刊を担当。編集長として約10年にわたって、同誌の編集に従事。2014年4月に独立、オートインサイトを設立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

「400万円の自家用車が、街乗り燃費リッター15キロ」

確かにあの車体で・・・と考えると「立派な成績」に思いますが、寒冷地でハイブリッド車に乗っていた印象を書いてみます。(長文嫌いな方はスルー願います。)

自分が居住している北海道北部では・・・ですが「ハイブリッド車は冬季間かなり燃費が悪化」することが多いです。

「フリードハイブリッド」に2シーズン乗っていましたが、気温が下がり冬(スタッドレス)タイヤを使用する期間(10月下旬~4月下旬)だと「リッター10キロ程度」になります。(それ以外の期間は「リッター13~15キロ」)

それ以上にきつかったのが「四輪駆動仕様車」が無かった事。

コンビニと道路の段差を上れず、嫁さんがキレて「フィットのガソリン四輪駆動車」に買い換えられてしまいました。(嫁さんが「VSAをオフにする」方法知らなかっただけなのですが。)

あくまで個人的な感想ですが、ハイブリッド車は「温暖な都会での移動手段が最適」なのではないかと思います。

(ちなみにフィット四輪駆動車は、冬場リッター13キロぐらい。夏場リッター16キロぐらいと好燃費です。)

「高価で買えない自家用車」ですが、この「ハイブリッドオデッセイ」は「北海道での冬場燃費がどのくらいなのか」は、とても興味がありますね。


<筆者同様「ハイブリッド車は電動車両感」が好き@ざく たんくろう>(2016/03/21 14:39)

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