• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

最終プレゼンで見えたソマリランド大学院の実力

第14回:ついに迎えた卒業式、日本側審査員の評価は?

2015年7月9日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

アフリカ、ソマリランドに日本の大学院を開いた税所篤快さん。途中、様々なトラブルに直面しながらも、なんとか第1期生を集めることができた。そして、テロなどの影響で現地に入ることができない状況が続く中、ついにソマリランドでは最終講義でのプレゼンテーションを迎えた(前回の記事はこちらをご覧ください)。

 第4回講義は京都からOpen educationの権威である京都大学の飯吉透教授が登場しました。テーマは「世界の知をいかに活用してビジネスモデルをブラッシュアップするか」についてです。

 続く第5回、第6回はユニセフの最強日本人コンビがソマリランドで現地講習を行いました。ユニセフのケニア事務所で勤務し、よくソマリランドに出張する吉本華さんが講師です。吉本さんはビジネスの現場での経験も豊富で、現地では学生たちとのディスカッションを中心とした講義を行ってもらいました。学生達はビジネスモデルについてプレゼンテーションし、一番出来が良かった学生に吉本さんがケニアから持参した高級ナッツを応援賞として授与したのでした。

 6回目もソマリランド現地での講義でした。ユニセフのソマリランド事務所に勤務する山本俊輔さんが担当してくれました。山本さんも世界中での勤務実績を持っています。第6回はディスカッションを中心とし、学生達のアイデアのブラッシュアップに時間を使ってもらいました。

 第7回は2週間のフィールドワークで、学生達は各々考案しているビジネスモデルの現場で情報を収集します。

 第8回には、現地で最も頼もしいパートナーであるオマル学長が登場。ソマリランドにおけるオマル学長自身の大学ビジネスの立ち上げの苦労話を、学生にシェアしてもらいました。

ソラリランドを訪問した際、米倉先生は砂漠の洞窟を訪れた

 第9回には米倉誠一郎先生が、再び東京より登場。最終プレゼン直前のブラッシュアップセッションとなりました。

ついに迎えた最終プレゼン

 こうして最終の第10回目は、卒業式兼最終プレゼンとなりました。

(僕が通っているロンドン大学大学院をモデルに、今回の起業家養成コースは10講義で修了になっています)

 ここでは15名中で、とりわけ面白かったビジネスアイデアを幾つか皆さんにお伝えします。

 黒のイスラム衣装に身を包んだ女性受講生のヒバブさんのアイデアは「ピンクタクシー」というもの。ソマリランドには現在タクシー会社は1社しかなく、しかも運転手はすべて男性で、サービスは貧弱です。ムスリム女性からすれば、タクシーを使うのに抵抗があります。そこで、ヒバブさんは「女性のための女性によるタクシー」を考案しました。この「ピンクタクシー」では女性が安心して使えるタクシーサービスを提供し、さらに新しい雇用も創出できるのです。

「バングラの“ドラゴン桜”英国へ」のバックナンバー

一覧

「最終プレゼンで見えたソマリランド大学院の実力」の著者

税所 篤快

税所 篤快(さいしょ・あつよし)

「e-Education」創業者

NGO「e-Education」創業者。1989年、東京都足立区生まれ。早稲田大学卒業後、英ロンドン大学教育研究所(IOE)修士課程に在籍。同NGOは映像授業を活用しバングラデシュなど17カ国で教育支援を実施している

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

お客様が低価格に慣れてきている。

片岡 優 ジェットスター・ジャパン社長