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さようなら、This is a pen.

昭和53年の英語革命@三省堂(2)

2015年7月17日(金)

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 英語の教科書について学ぶため、三省堂に来ている。英語教科書編集部編集長の田村優光さんによると、昭和53年初版の中学校向け教科書『NEW CROWN』は英語教育界を一変させた存在なのだという。

 いったいどこがそんなに画期的だったのか。

「最初に習う英語のフレーズと言えば、何ですか」

「これはペンです」。

 This is a pen. 編集者S巻、Y瀬、そしてボクの男性合唱状態である。

「そうなんです、その有名なフレーズの時代がそれまで続いていました。私も最初は違和感がなかった。でも、あるときに気がつくんです。『これ、どういうときに使うのか』と」

 そうそう、そうなんですよ。ボクもずっとそう思っていた。

それは、いつ使いますか?

「『これはペンです』って、どういう状況で言うのか。あり得ないですよね」

 ああ、教科書をつくっている人もそう思っていたとは嬉しいです。そうですよね。もっとあり得ないのは「これはペンですか?」。見れば分かると思うんです。

「構文としてThis is ~は易しいですし、当時のNHKの語学番組もThis is ~から始まっていました。すでに“This is 文化”ができていたのです。ただ、やはり不自然ですから、なんとかして自然に使える場面がないか、半年くらい考えた末に思いついたのが、「手品師」の登場です。

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「さようなら、This is a pen.」の著者

成毛 眞

成毛 眞(なるけ・まこと)

成毛探偵社代表

1955年生まれ。書評サイトHONZ代表、インスパイア取締役ファウンダー、スルガ銀行社外取締役、早稲田大学ビジネススクール客員教授、元マイクロソフト社長。2014年、成毛探偵社代表に就任。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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