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曖昧な「情報」に食らいつけ

情報教科書変幻@実教出版(2)

2015年9月25日(金)

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前回から読む)

 前回に引き続き、情報の教科書をつくっている実教出版にお邪魔している。

 常々思っているのだが、1990年から2020年くらいの30年間は、後世からは奇異な世代として認識されるだろう。なぜなら、その時代を生きた人々は、ネットサーフィンをしたりメールを書いたりするときには、ボタンが100個近く並んだキーボードなるものを使っているからだ。

 その前の世代はパソコンを使わなかったし、その後の世代の入力の主流は音声などもっとスマートなものに代わるだろう。我々は将来「あの人、パソコン?っていうのを、キーボード?っていうので使ってたことがあるんだって」「え、なにそれ」と言われることを覚悟しなくてはならない。

 そもそも、最近の高校生は家でパソコンを使っているのだろうか。

関心は下がっている

立花さん、後編もよろしくお願いします。

「今、コンピューターに対する生徒さんの関心は、一様に下がっています」

 第一編修部第三課の立花充さんが心なしかさみしそうに見える。

「昔は、コンピューターが家に一台あって、それを家族みんなで使っていたのですが、今はスマートフォンがありますし、ゲームをするならゲーム専用機もあります。以前は、限定販売のスニーカーがほしくてなんとかインターネットショッピングをしてみるとか、ゲームがしたいからネットワークを勉強するとか、コンピューターに触れる動機があったのですが、今は、基本的にスマホですから」

 そうですよね。ボク自身も、パソコンよりもスマホやタブレットを使っている時間の方が長いかもしれない。

「あと、今の生徒さんはメールができません。使っているようで、使っていないんです。いきなりLINEを使っていますから」

 LINEが悪いというわけではない。メールとは違うという話をしている。

「メールアドレスという概念がないですし、LINEだとやりとりが自動的にスレッド化されます。だから、たとえば就職して突然メールを使えと言われたら、CCとBCCの使い分けなど、かなり苦労すると思います」

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「曖昧な「情報」に食らいつけ」の著者

成毛 眞

成毛 眞(なるけ・まこと)

成毛探偵社代表

1955年生まれ。書評サイトHONZ代表、インスパイア取締役ファウンダー、スルガ銀行社外取締役、早稲田大学ビジネススクール客員教授、元マイクロソフト社長。2014年、成毛探偵社代表に就任。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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