• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

ムスリム男子がはまるハイブリッドスイーツ

シンガポールで日本発「鯛パフェ」に行列

2016年6月3日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 マレーシアで一大旋風を巻き起こしているスイーツがあります。その名も“ハイブリッドスイーツ”。ハイブリッドカーはエンジンとモーターなど2つの動力源で走るクルマですが、同じような発想で、2つの異なるスイーツを合体させたものがハイブリッドスイーツです。

 2015年に日本でも人気を博した、クロワッサン生地をドーナツのように揚げた「クロナッツ」。あるいはクロワッサンとマフィンを融合させた「クラフィン」。それぞれの素材の特徴をミックスさせたハイブリッドスイーツは、「Artisan Roast Coffee」などサードウェイブ系の人気カフェが続々と提供し始め、あっという間にブームになったのです。

 ハイブリッドスイーツは、20リンギット(約530円)前後で、コーヒーと一緒に注文すると30リンギット(約800円)。現地の物価水準の中では決して安くない値段設定ですが、流行に敏感な若者を中心に人気が高まっています。

 流行の裏にはムスリム(イスラム教徒)の男性の存在があります。

 マレーシアは人口の6割にあたる1800万人がムスリム。男女比が半々とすると、900万人がムスリムの男性です。ムスリムの男性はアルコール禁止の戒律を守る代わりに、甘いコーヒーやスイーツを好んで食べる傾向が強いと言われています。つまり、元々スイーツ男子が多いマレーシアは、話題のスイーツが受け入れられやすい土地柄なのです。

パンケーキとスフレを融合させたハイブリッドスイーツもマレーシアの甘党男子に人気

 こう考えると、マレーシアでヒットしたハイブリッドスイーツは、今後、隣国のインドネシアでも火が付きそうです。インドネシアは9割がムスリムですから。大ざっぱに計算すれば、人口2億5000万人の9割の半分にあたる1億1250万人がムスリムの男性。いわばスイーツ男子の宝庫であり、ハイブリッドスイーツの潜在的な市場が広がっていると言えるでしょう。

コメント0

「シゴトタビ~知られざるアジアの姿~」のバックナンバー

一覧

「ムスリム男子がはまるハイブリッドスイーツ」の著者

高橋 学

高橋 学(たかはし・まなぶ)

フリーライター

日経トレンディや日経ビジネスムック、ダイヤモンドオンラインなどで執筆。著書は『結局「仕組み」を作った人が勝っている』『「場回し」の技術』(光文社)など。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

誰もやらない領域を根気強く続けられるかが成功の秘訣。

田坂 正樹 ピーバンドットコム社長