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「重力波観測」の特報に胸が高鳴る6つの理由

揺らぐシャープに「重力波スマホ」開発の気概は?

2016年2月15日(月)

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 日付が変わり2月12日になった直後の深夜、原稿を書いていたところポーンとPCのメール着信音が鳴った。科学雑誌『Nature』からのニュース・レターだった。

 ん?「Breaking News」とある。

 後に世を大きく騒がし続けたあの「STAP細胞」をまっ先に伝えたのも、同じこの『Nature』の「Breaking News」だった。もっとも『Nature』に載る科学論文は専門家以外には容易に理解できない内容なので、先端の「Breaking News」と言われてもピンとはこないことが多い。

 今回の「Breaking News」の見出しは、「Einstein's(アインシュタインの」で始まっていたので、とっさに、今年は「アインシュタインの一般相対性理論が誕生して100周年だったなぁ」と思ったのだが、その後の3ワードを読み、ひっくり返りそうになった。

 nature
 BREAKING NEWS
 Einstein's gravitational waves found at last
 (ついにアインシュタインの重力波が発見された)

心臓が高鳴り、手が震える

 アメリカのLIGO(レーザー干渉計重力波天文台)が発表したとある。

 た、た、大変だぁ!!
 大声で誰かに伝えたい思いにかられたが、深夜ゆえ仕事場(山根事務所)は私一人。
 心臓が早鐘のように鳴り始めた。
 ニュースに接して手が震えるなんて、数度しか経験したことはない。

 私にとって重力波の発見が「大変だ!!」の理由はいくつかある。

  • 1)アインシュタインの一般相対性理論で予想した重要な物理現象であること。
  • 2)だが、この100年間、確認できなかった最後の課題であること。
  • 3)重力波は空間をゆがませるが、それは想像を絶するほどとてつもなく小さいこと。
  • 4)よって重力波をとらえるなんて、まず、不可能じゃないかと思っていたこと。
  • 5)この分野では日本が新しい観測装置で観測を開始する直前であること。
  • 6)そして、日本がその初観測をなしとげてくれればなぁと期待していたこと。

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「「重力波観測」の特報に胸が高鳴る6つの理由」の著者

山根 一眞

山根 一眞(やまね・かずま)

ノンフィクション作家

ノンフィクション作家として先端科学技術分野の熱い人間像を描き続ける一方、3.11被災地支援活動も人生の大きな柱です。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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