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卵子提供者、人気があるのはどんな女性?

2016年2月10日(水)

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 「夢のような気分でした。これまでずっと上手くいかなかっただけに人生最高の瞬間でした」

 2015年3月、第三者からの卵子提供によって念願の子供を手にした米イリノイ州在住のリサ。彼女は第三者からの卵子提供を世の中に理解してほしいと、自らの不妊治療から妊娠・出産、その後の経緯を語るビデオシリーズを作成、動画投稿サイトYouTubeに載せた。動画シリーズは現時点で総合で55万回も視聴されている(こちら)。

米国における卵子提供数の推移
Year 採卵が行なわれた数 卵子提供で生まれた子供の数
2004 13164 7284
2005 14027 7990
2006 14705 8549
2007 15300 9169
2008 15847 9416
2009 15930 9316
2010 16356 9472
2011 17040 9541
2012 18196 10086
2013 18064 9512
出所:Society for Assisted Reproductive Technology

 第三者からの卵子提供による妊娠、出産は日本でも実施されている。だが、その数は未だ微々たるもので、世界にはこれを法律で禁止する国も珍しくない。そのため、卵子提供を望む人はタイや米国など合法化されている国々に集まる。米国の場合、州によって規制の内容は異なるものの、生殖補助技術学会(SART)によれば2013年に米国で第三者の卵子提供によって生まれた子供の数は9512人に上る。

 卵子提供を望む人はどこでどのように手続きを進めるのか、卵子を提供する女性たちはどんな人たちなのか。25年の歴史を持つ卵子提供仲介業者の話を軸に見ていこう。

卵子提供者、選ばれる第1の条件は「見た目」

 肉体的、あるいは年齢的な理由から子供を持てない夫婦が第三者から卵子の提供を受け、その卵子と夫の精子を体外受精させ、受精卵を妻に移植して妊娠を試みる、これが現在スタンダードな卵子提供の形だ。その際に、卵子を提供する女性をエッグドナー、そしてクライアントからの相談を受けてエッグドナーを見つける仲介業者のことをエージェンシーと呼ぶ。

 卵子提供を経て生まれる子供はエッグドナーの遺伝子を受け継いでおり、子供の肉体的、あるいは精神的な特徴はエッグドナーに起因する。

 それでは、どういうドナーが好まれるのか。

 米カリフォルニア州ロサンゼルスで25年の歴史を持つエージェンシー、エッグドナー・プログラム社長のシャーリー・スミスに尋ねると、身もふたもない答えが返ってきた。

 「お客様は特に外見の美しさにこだわります。当社では美しく賢く、善良で健康なドナーを数多くそろえています」

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「骨とチップ ~膨張する大国、アメリカの一断面~」のバックナンバー

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「卵子提供者、人気があるのはどんな女性?」の著者

長野 光

長野 光(ながの・ひかる)

日経ビジネスニューヨーク支局記者

2008年米ラトガース大学卒業、専攻は美術。ニューヨークで芸術家のアシスタント、日系テレビ番組の制作会社などを経て、2014年日経BPニューヨーク支局に現地採用スタッフとして入社。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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