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ハイデイ日高、「味は求めすぎない」で安定成長

駅前一等地の「大衆中華」に執念

2016年2月25日(木)

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個人経営が常識だった大衆中華店でチェーン展開を実現し、毎年40店の出店を続ける。高コストの駅前一等地にこだわりながらも、安定した収益を上げるモデルを確立した。創業者の40年にわたる試行錯誤と、粘りの精神で大衆マーケットを深掘りする。(本記事は「日経ビジネス」2015年11月30日号からの転載です。記事中の内容は掲載時点のものです)

東京・西新宿にある「日高屋」には、食事時でなくても来店する顧客が絶えない(写真=竹井 俊晴)

 東京・西新宿の交差点にある大衆中華料理店「熱烈中華食堂日高屋」。夕食には早い午後4時にもかかわらず、白い看板とオレンジの提灯に吸い寄せられるように、1人また1人と入っていく。

 スーツ姿のビジネスマン、学生、買い物袋を提げた高齢者、仕事の休憩中と思われる女性販売員──。来店客は性別・世代も様々。ほとんどが1人客で、座席の8割は埋まっていた。

 所変わって、東京・JR赤羽駅東口前の日高屋。やはり常に人通りの多い商圏の一等地だ。終電間近の店内をのぞくと、2~3人のグループが3組ほど、「中華そば」や「野菜たっぷりタンメン」をすすり、ビールを片手に談笑していた。同僚の2人と来ていた40代の男性は「居酒屋よりも入りやすくて、安いし、酒も飲める。駅の近くで便利なので、週1回は帰りに寄る」と笑顔で話す。

 首都圏の駅前に着々と店を増やす日高屋。経営するのは、さいたま市に本社を持つハイデイ日高だ。主力業態の日高屋を中心に、370店舗以上を展開し、年間30~40店舗をコンスタントに出店している。

消えた屋台の代替目指す

 店舗の拡大に合わせて、業績も順調に伸びている。2015年2月期の売上高は344億2400万円、営業利益は40億5300万円と12期連続で増収増益だ。2016年2月期も、売上高369億円、営業利益43億円を見込む。

12期連続で増益を達成した
●ハイデイ日高の売上高と営業利益
注:業績は非連結

 今期の既存店の客数も天候不順が続いた9月を除いて、前年超えが続いている。

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「ハイデイ日高、「味は求めすぎない」で安定成長」の著者

河野 紀子

河野 紀子(こうの・のりこ)

日経ビジネス記者

日経メディカル、日経ドラッグインフォメーション編集を経て、2014年5月から日経ビジネス記者。流通業界(ドラッグストア、食品、外食など)を中心に取材を行う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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