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成熟カラオケ市場で積極出店、業界2位に躍進

コシダカホールディングス|総合余暇サービス

2016年4月11日(月)

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カラオケ市場が縮小する中、他社の閉店跡に積極出店し、店舗数で業界2位にのし上がった。もう進化は難しいと思われがちなビジネスで意外な潜在ニーズを掘り起こすのが得意技。「ひとりカラオケ」のほか、フィットネスなども手がけ、総合レジャー企業としての成長余地も高い。

 千葉県在住の福田佳代子さん(61歳・仮名)は、1月半ばのある日、気の置けない大学時代の仲間5人と新年会を開いた。場所は都内のカラオケ店「まねきねこ」である。

 福田さんがまねきねこを選んだのには訳がある。同じエリアの他のカラオケ店ならば平日の日中、室料は通常で1時間当たり140~350円かかる。これに対して、まねきねこは100円だ。ドリンク1杯は必ず注文しなければならず、プラス400円程度はかかるものの、3時間過ごしても室料とドリンク代を合わせて1000円以下で済む。

 食べ物、飲み物が持ち込み自由であることも、福田さんがまねきねこを選んだポイントだ。この日の新年会は昼食を兼ねて午後1時から4時まで。近くのスーパーでビールなどのお酒とすしやポテトサラダ、空揚げなどを買い込んでゆっくり楽しんだ。

カラオケ店「まねきねこ」は、郊外のロードサイドを中心に出店を進めてきた

 「お皿や箸、すしのしょうゆなどもお店が用意してくれるのでありがたい。サービスも充実していて気に入っています」と、福田さんは話す。

 カラオケ店は一般に、仕事帰りのビジネスマンらが集まる夜に繁盛することが多い。だが「まねきねこ」は、朝から大勢の人でにぎわっている。なぜか。

 まずは室料の安さが際立つ。福田さんが行った店の場合、午前7時から午前11時までは室料1時間20円、午前11時~午後7時までは100円。稼働率の低い時間帯の室料を思い切って低く設定したところ、シニア層のカラオケサークルや、主婦の集まりといった新しい需要を掘り起こせた。

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「成熟カラオケ市場で積極出店、業界2位に躍進」の著者

武田 安恵

武田 安恵(たけだ・やすえ)

日経ビジネス記者

大学院卒業後、2006年日経ホーム出版(2008年に日経BPと合併)に入社。日経マネー編集部を経て、2011年より日経ビジネス編集部。主な担当分野はマクロ経済、金融、マーケット。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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