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目薬のロート製薬、変身続け「化粧品」が主力に

「何くそ魂」で新規事業を育て収益構造を一変

2016年5月17日(火)

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目薬などのイメージが強かったが、今や売上高の7割を化粧品が占める。大手には負けないという反骨精神で、新規事業を育て収益構造を変えてきた。「女性と健康」をテーマに、食と再生医療にも領域を広げ「変身」を続ける。
「Obagi(オバジ)」などロート製薬の化粧品は売れ筋の一つ(左、ハンズビー丸の内オアゾ店)。目薬も根強い人気を誇る(右上、東京都稲城市のウエルシアの店舗)(写真=2点:都築 雅人)

 2月末の平日昼。東急ハンズの小型店「ハンズビー丸の内オアゾ店」(東京都千代田区)は、昼休みを利用して訪れた女性会社員らでにぎわっていた。彼女たちがまっしぐらに向かったのは、売り場の中心を占める化粧品コーナー。その中でもひときわ目を引くのが、ロート製薬のブランド「Obagi(オバジ)」シリーズだ。

機能向上・低価格化を促す

 2001年に発売したオバジは、機能性化粧品の市場をリードしてきたブランドの一つだ。2004年に発売した「肌研(ハダラボ)」シリーズもロート製薬の主力商品。1000円以下で購入できるスキンケア商品として女性の人気を集めて、化粧品市場に「価格破壊」を起こした。資生堂やカネボウ化粧品なども対抗上、安価な製品を投入するなど、既存の化粧品大手の戦略にも大きな影響を与えた。

化粧品(スキンケア)で大きく成長
●事業別の売上高と連結経常利益

 両ブランドは発売から10年以上がたち、ドラッグストアでも「リピーターが多い売れ筋商品の一つ」(東京都稲城市のウエルシアの店舗)と、今やすっかり定着した。ロート製薬の化粧品(スキンケア)事業の売上高は2015年3月期に1000億円を超え、全体の7割近くを占めるまでになった(下のグラフを参照)。

 ロート製薬が女性向けの商品で話題を集めたのは、化粧品が初めてではない。女子中高生向けでは1979年にリップクリーム「薬用キャンパスリップ」、94年には目薬「ロートジーリセ」を発売。85年には妊娠検査薬「チェッカー」を薬局向けに売り出した。

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「目薬のロート製薬、変身続け「化粧品」が主力に」の著者

須永 太一朗

須永 太一朗(すなが・たいちろう)

日本経済新聞証券部

2003年一橋大学社会学部卒業、日本経済新聞社に入社。西部支社(福岡)で警察、企業、県政を順に担当。その後は主に証券部で日本株相場を取材。14年3月、日経ビジネス記者に。17年4月、日本経済新聞証券部。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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