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アールキューブ、資金5万円で開く「会費婚」

「在庫」会場を確保、明朗会計で業界揺さぶる

2016年6月13日(月)

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ご祝儀を会費制にして自己資金が少ないカップルでも結婚式を挙げられるサービスを提供する。式場などから予約の入っていない「在庫」会場を格安で確保、明朗会計で業界の常識を揺さぶる。
予約の入っていないホテルの会場を格安に仕入れ、低コストで結婚式が可能に

 入り口に据え付けられたウエルカムボードに始まり、ウエディングケーキへの入刀に豪勢な食事。幸せいっぱいの新郎新婦は、祝福に集まった親族や友人達の笑顔に包まれた。外見的には通常の結婚式と何ら変わることはないが、「会費婚」というコストを抑えた形で実現した。

 「お金がなくて結婚式は諦めていたが、会費婚サービスのおかげで実現できた。妻も自分も後悔せずにすんだ」。2月に横浜市で挙式した男性(30代)は笑顔でこう語る。

 手掛けるのは東京都渋谷区に本社を置くアールキューブ。自らを「結婚式ベンチャー」と呼び、自己資金が少なくても利用できるウエディングサービスを提供している。

会費は一律1.5万~2.5万円

 挙式と披露宴を開くとなると、一般的には300万円以上の費用がかかる。会場や披露宴のグレードなどによって上下はあるが、若いカップルには小さな金額ではない。このため入籍はしても、お金のかかる披露宴は断念する「ナシ婚」派も最近は増えている。

 会費婚は最低5万円の自己資金から結婚式を挙げられる、というのがうたい文句。内容は人前式の挙式と食事のほか、メークや会場を飾る花、カメラマン、招待状に芳名帳、来場者へのプチギフトなど必要な一式がパッケージされている。新郎新婦がタキシード、ドレスのレンタルを希望すると、必要な自己資金は15万円に上がる。

 自己資金以外は、招待客から一律に徴収する1万5000~2万5000円の会費によって賄う。会場やグレードによって会費は変わってくるが、あらかじめ招待客に通知される明朗会計が特徴。一般的なご祝儀相場である3万円よりも会費は低く、招待客の懐にも優しい。

 新郎新婦にとっても、会費制の方が収支計画を立てやすいという利点がある。同グレードの結婚式と比べると総費用は半額以下に抑えられるという。アールキューブが国内で初めて導入した「会費婚」とは、どんなビジネスモデルなのだろうか。

 まずホテルやレストランなどの式場から、売れ残っている日時のスペースを仕入れることから始まる。

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「アールキューブ、資金5万円で開く「会費婚」」の著者

寺井 伸太郎

寺井 伸太郎(てらい・しんたろう)

日経ビジネス記者

2002年、慶応義塾大学を卒業し、日本経済新聞社に入社。東京や名古屋での企業担当などを経て、直近は決算を取材する証券部。15年から現職

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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