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中古車の巨人「IDOM」の産みの苦しみ

買い取り専業モデルで業界最大手となったガリバーの次の一手

2017年7月6日(木)

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中古車流通の最大手が、急成長を支えた買い取り専業モデルからの脱却を急いでいる。巨人を意味する「ガリバー」から社名を変更。新たなレンタル事業など将来への種もまく。産みの苦しみが続くなか、創業2代目の若手社長の手腕やいかに。
HUNT木更津店は目立つ位置に雑貨売り場がある。若い女性連れやカップルの姿も(写真=藤村 広平)

 「あのクルマの色、私のスマホケースと同じじゃない?」

 3月中旬、千葉県木更津市のイオンモール木更津。女優・広瀬すずさん主演の映画を見に来たという大学生の菊池光さん(21歳)と小泉真帆さん(同)がランチ後のおしゃべりに興じていたのは、アパレル店でもなければ、アクセサリーショップでもなかった。

 2人がいたのはIDOM(旧ガリバーインターナショナル)が2014年10月に開いた中古車販売店「HUNT」。自動車を買うつもりのないお客にも、クルマでのおでかけの楽しさを提案するというコンセプトを掲げる店舗だ。

(写真=藤村 広平)

 「別にクルマが欲しいわけじゃないけど、映画まで時間を持て余していて」と菊池さん。2人とも、国道沿いなどにあるいわゆる中古車屋には入りそうにない「イマドキ女子」だが、雑貨売り場や軽食店を併設し、ショッピングモールに入居するHUNTなら違和感なく立ち寄れる。「スウェーデン発祥の家具店『IKEA』を参考にお店をデザインした。通りかかるだけのお客も含めれば、平日で1日1000人、週末には2000人が来場する」。川上範子ストアマネージャーは誇ってみせる。

 HUNTだけではない。軽自動車に特化した「ガリバーミニクル」や輸入車専門の「リベラーラ」、ファミリーカーを取り扱う「スナップハウス」……。IDOMは08年に小売事業の強化を経営の重点課題と位置づけ、12年から車種や使用シーンごとに新しい店舗ブランドを続々立ち上げてきた。

 IDOMの直営小売り店舗数は17年2月時点で174。16年発表の中期経営計画では、20年2月期に約350店舗まで増やす目標を掲げる。すべての店舗ブランドに共通するのは「営業トークがしつこそう」「説明が難しそう」といった、中古車に抱かれがちなネガティブな先入観の払拭に努めてきた点だ。

「買い取り専業」から脱皮 小売り事業を急拡大
●IDOMのビジネスモデルのイメージ

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「中古車の巨人「IDOM」の産みの苦しみ」の著者

藤村 広平

藤村 広平(ふじむら・こうへい)

日経ビジネス記者

早稲田大学国際教養学部卒業、日本経済新聞社に入社。整理部勤務、総合商社インド拠点でのインターン研修などを経て、企業報道部で自動車業界を担当。2016年春から日経ビジネス編集部。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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