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「子育てママ」が主役のクラウドソーシング

ウーマンクラウド、女性限定で「自由な働き方」を提案

2016年7月11日(月)

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ネットを活用し、時間と場所を自由に選べる働き方を女性限定で提案する。子育てママが主な担い手。女性の感性を商品開発に生かしたい企業にも好評だ。

育児中も気軽に仕事
会員登録した女性が企業の依頼を受け空き時間に仕事できる。専門知識が不要の業務も多く、子育てママに人気(写真=陶山 勉)

 本業は機械商社ながら、生活家電や収納家具など様々な製品の企画・製造を手掛ける山善。同社は最近、収納家具の一つである本棚に改良を加えた。大きさを変え、書籍を入れた際の無駄なスペースを減らすために棚数を増やすなど、使い勝手を向上させた。

 参考にしたのが、ウーマンクラウド(東京都渋谷区)の女性会員から集めた意見だった。「自宅で過ごす時間が長い女性に絞った方が、的確な意見が聞けると考えた。回答も3日程度と予想よりも早く、非常に役立った」。山善の家庭機器事業部eビジネス部の大村潤氏はこう話す。

 時間や場所を自由に選びながら、気軽に働く機会を与えるクラウドソーシング。市場が成長する中、サービスを提供する各社は会員登録の条件や業務内容の特色によって、他社との違いを打ち出している。

 ウーマンクラウドは後発になる。サイバーエージェントのサービスの一つ「ママ&クラウド」として2013年に開始。当初は子供を持つ女性だけを会員にしていたが、2014年の運営子会社STRIDE(ストライド。その後ウーマンクラウドに社名変更)設立に伴って、18歳以上の女性に拡大。サービス名もウーマンクラウドに変更した。

専門知識なしで働ける仕事も

 仕組みは他のクラウドソーシングのサービスとほぼ同じだ。まず働き手の女性、業務発注元の企業がそれぞれ事前に情報を登録する。企業が発注した仕事に応募した会員がいると、企業は会員の職歴やウーマンクラウドでの業務実績を登録したプロフィルを基に相手を選ぶ。

 働く時間や報酬などを併せて会員に提示し、両者が合意したら取引が成立する仕組みだ。仕事の成約金額に応じた一定の手数料収入が、ウーマンクラウドの売り上げとなる。仕事は原稿のリライトやメールマガジン、エッセーの執筆など56種類ある。

 ウーマンクラウドの石田裕子社長は「流行に敏感な女性の感性を生かし、企業に質の高い情報やサービスを提供したい」と言う。仕事に不慣れな女性でも取り組みやすくするために、専門的な知識や資格がなくても働ける仕事を取り入れている。

 競合他社にない特徴として、クラウドソーシングには珍しく会員の福利厚生の充実に力を注いでいる点がある。その一つが、会員が家事代行や育児・介護支援などを受けられるサービス「macalon+(マカロンプラス)」。仕事を提供するだけでなく、子育てなども支援することで女性の活躍を後押ししている。

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「「子育てママ」が主役のクラウドソーシング」の著者

須永 太一朗

須永 太一朗(すなが・たいちろう)

日本経済新聞証券部

2003年一橋大学社会学部卒業、日本経済新聞社に入社。西部支社(福岡)で警察、企業、県政を順に担当。その後は主に証券部で日本株相場を取材。14年3月、日経ビジネス記者に。17年4月、日本経済新聞証券部。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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