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セイコーエプソンで「PaperLab」が生まれた理由

複合機サバイバル時代における新規事業の作り方

  • 松浦 龍夫

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2016年7月13日(水)

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セイコーエプソンは2016年中に、社運を賭けた新製品を投入する。その名も「PaperLab(ペーパーラボ)」。使用済みのオフィス用紙を投入すると、約3分で新しい紙に再生させる世界初の機器だ。碓井稔社長は「紙の使い方の概念を変えていく」と意気込む。

 セイコーエプソンは2016年中に、社運を賭けた新製品を投入する。その名も「PaperLab(ペーパーラボ)」。

画期的な新製品を生み出してきた
●セイコーエプソンの歴史

 使用済みのオフィス用紙を投入すると、約3分で新しい紙に再生させる世界初の機器だ。碓井稔社長は「紙の使い方の概念を変えていく」と意気込む。

 ペーパーラボを初めて一般に披露したのは、2015年12月に東京ビッグサイトで行われた展示会「エコプロダクツ2015」。参考出展されていたペーパーラボを見ようと、エプソンのブースには隣の展示スペースにまであふれるほどの黒山の人だかりができた。

2016年3月期は為替の影響で減益に
●セイコーエプソンの業績推移

 その後も大きな反響が続いている。発売時期や価格などの問い合わせが相次ぎ、「ウェブサイトのアクセス数が数十倍になった」(市川和弘・ペーパーラボ事業推進プロジェクト部長)。ニュースリリースを出したのは日本だけだが、環境意識の高い欧州や、紙を作るのに必要な水が貴重な中東諸国などからも問い合わせがあるという。

 エプソンの主力製品は、コピーやプリンター、スキャナー、ファクシミリ機能を備えた複合機。キヤノンやリコーなど、日本企業が圧倒的な存在感を示してきた分野だ。インクやトナー、プリンター用紙などを売る「消耗品ビジネス」によって、各社は安定的な収益を確保してきた。

 しかし市場が頭打ち傾向になり、複合機などのビジネスに転機が訪れている。タブレットの普及などでペーパーレス化が顕著になってきたためだ。

 そのため、複合機メーカー各社は新たな収益の柱を作るべく、新規事業の開発に注力している。その中でも目立つのが、従来にない新製品を打ち出しているエプソンだ。

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