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スパルタ式で「筋肉老人」に鍛え上げ、脱介護へ

ユーコネクト|リハビリ特化型デイサービスの運営と人材紹介

2016年7月19日(火)

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決して年寄り扱いせず、スパルタ式のトレーニングで高齢者の肉体を改造し、元気を取り戻す。仕事も紹介しやりがいを提供することで、心身ともに健康な状態を作り出すことを目指している。

体力増強に特化
フィットネスジムのように明るい室内で、皆黙々と汗を流す。ボクシングの練習に使うサンドバッグまである(写真=松隈 直樹)
(写真=松隈 直樹)

 シルベスター・スタローン主演のボクシング映画「ロッキー」のテーマ曲が流れたビルの一室で、高齢者が汗を流している。指導員が「もう一息頑張りましょう」と威勢良く声を掛けると、利用者は足腰を鍛える運動に励む。70代の女性は「週2回通っているが、いい汗をかけて気持ちがすっきりする」という。

 室内には下半身を効率的に鍛えるレッグプレスや持久力を養う固定式自転車のほか、ボクシングでパンチ力を鍛えるためのサンドバッグまでそろう。一見すると、フィットネスジムにも見えるが、実はデイサービス施設だ。50歳から94歳までの男女約100人が筋肉トレーニングに精を出す。その光景は、まるで「筋肉老人」の養成所だ。

気持ちが若い高齢者に照準

 この施設「ユーフィット」を運営するのがユーコネクト(福岡市中央区)。佐藤賢吾社長は「スパルタ式の筋トレが売り。年寄り扱いした優しいことは一切しない」と話す。利用者の一人の井上正美さん(74歳)は糖尿病が悪化し、体力づくりのためにユーフィットへ通い始めた。井上さんは「ジムは年寄りの体への負荷の掛け方を教えてくれないのでハードルが高い。ここなら安心して運動できる」と喜ぶ。

 デイサービスとは主に在宅で介護を受けている高齢者が、日帰りで利用するもの。食事や入浴、レクリエーションなどを通じて体を動かすことに重きを置いた施設が一般的だ。

 これに対し、ユーフィットは筋力増強に特化している。入浴施設もなければ、食事の介助もしない。一人ひとりに合わせたトレーニングメニューをこなしてもらう。筋肉隆々を目指すものではないが、筋力強化で自立させることを狙う。送迎車に施設名を書かず一般的なデイケア施設と一線を画す。利用者の一人は「施設へ通っていることが近所に知られると恥ずかしい。ここなら気付かれないのでいい」と話す。

 ユーフィットは公的介護保険の要介護認定制度で要介護1~2と判断された高齢者が利用している。この認定を受けた高齢者は食事や排泄はほぼ一人でできるが、生活の一部で介護を必要とする状態。認定を受けた人のうち「寝たきりになりたくない」「運動不足がちなので健康維持がしたい」といった意欲がある高齢者に狙いを定めている。ユーフィットへ通い、3時間みっちりと運動して体力をつけることで元気に生活することを目指すのだ。

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「スパルタ式で「筋肉老人」に鍛え上げ、脱介護へ」の著者

西 雄大

西 雄大(にし・たけひろ)

日経ビジネス記者

2002年同志社大学経済学部卒業。同年、日経BP社に入社。日経情報ストラテジー、日本経済新聞社出向、日経コンピュータ編集部を経て、2013年1月から日経ビジネス編集部記者。電機、ネットなどを担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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