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同窓会の幹事を「プロ」に任せる時代

笑屋|同窓会のプロデュースサービス

2015年8月17日(月)

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手間のかかる同窓会の裏方作業を一手に引き受け、幹事の負担を大幅に減らす。同窓生のコミュニティーサイトを事前に立ち上げ、出席率を引き上げるなど工夫を凝らす。

会費が安くなることも
私立四天王寺高校の1986年卒業生の同窓会では「公文教育研究会」と「柿の葉すし本舗たなか」がスポンサーになった(写真=杉本 幸輔)

 大阪駅に近い宴会場に5月の休日、華やかな衣装をまとったミドル世代の女性たちが集まった。「センセ、久しぶりやわぁ」「あんた、雰囲気が変わったなぁ」。私立女子校・四天王寺高校の1986年の卒業生による同窓会は、会話が途切れることがなかった。

 この同窓会をプロデュースしたのは笑屋(しょうや・東京都千代田区)。同窓会の幹事役を引き受けてほしいという要望が全国各地から舞い込む。

 「女子校出身者は全国に散らばっていて、探すだけでも大変。幹事も家事、育児、仕事を抱えていて自分たちだけで同窓会を取り仕切るのは到底、無理でした」。代表幹事・片上彩さん(48歳)は笑屋に幹事代行を依頼した経緯を語る。同窓会の話が持ち上がった時、卒業生906人のうち集まれるのは30人ほどと踏んでいたが、最終的には100人以上が顔をそろえることができた。

幹事のリスクまで代行

専用サイトでは同窓生同士が連絡を取り合うほか、出欠の確認などもできる

 笑屋が手掛ける同窓会は2011年には年間140件にすぎなかったが、2015年では900件超を目標に据えるまでに伸びている。同窓会ビジネスが活況を呈している背景に、SNS(交流サイト)の普及がある。

 加えて、1970年代初頭生まれの団塊ジュニアを核とするミドル世代が、同窓会に集まりやすいタイミングを迎えているという事情もある。現在、同窓会代行会社は全国で20社ほどが存在しており、同窓会の顕在的な市場規模は100億円を優に超えると見込まれている。

 ただ、潜在的な市場はもっと大きいと言えるだろう。同窓会の対象は「卒業時の同級生の集まり」に限らないからだ。大学のサークル、企業の同期、取引先、趣味の仲間…。昔の友人・知人と久しぶりに会って、ノスタルジーに浸るのも悪くない。それで、明日への力を養えることだってある。

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「同窓会の幹事を「プロ」に任せる時代」の著者

鵜飼 秀徳

鵜飼 秀徳(うかい・ひでのり)

日経おとなのOFF副編集長、浄土宗僧侶

京都市景観市民会議委員(2016年)、佛教文化学会会員。 1974年生まれ。成城大学文芸学部卒業後、報知新聞社へ入社。2005年日経BP社に入社。日経ビジネス記者などを歴任。2016年4月より日経おとなのOFF副編集長。浄土宗僧侶の顔も持つ。正覚寺副住職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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