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昆虫育てて養殖魚のエサにするベンチャー

愛南リベラシオ|昆虫を使った養殖魚用飼料の開発・販売

2015年12月18日(金)

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養殖魚のエサの魚粉が高騰し、水産業界を苦しめている。魚の成長を促進させる、ある「昆虫」に注目した企業が出現した。

「昆虫」が漁業を救う
愛媛大学南予水産研究センターにて昆虫飼料を持つ社員。イエバエのさなぎは拡大写真右下。記者も食べたがおいしかった (写真=宮田 昌彦)

 愛媛県松山市内から足摺岬に向かう途中に同県愛南町はある。ここは東京からの時間的距離が、飛行機とバスを乗り継いで片道8時間ほどと国内屈指の遠さで知られる、漁業が盛んな街だ。愛媛県全体で見ると、水産養殖の生産高は約600億円でシェア15%と日本一を誇る。

 同県の主な養殖魚はマダイ(年間漁獲高3万5000トン)、ブリ・カンパチ(同3万トン)などだ。特に愛南町を含む南予地方は養殖業の拠点。いわば、ここは日本の食卓の源流と言える。

 ところがその養殖業に暗雲が垂れ込めている。エサとなる魚粉飼料の価格が近年高騰しているからだ。20年前に1kg当たり50円以下であったものが、今年初めには300円近くまで高騰した。

 理由としては、中国をはじめとする新興国の海産物の消費量が増え、飼料の原料となる魚粉の需要が伸びていること。同時に、魚粉の主原料になるカタクチイワシやアジが枯渇してきたことも挙げられる。

 コストをかけず養殖魚を育てるための飼料の調達は、日本の水産業界において急務になっている。

養殖魚のエサは高騰し続けている
●魚粉輸入価格の年次推移
出所:国際通貨基金(IMF)「Primary Commodity Prices」

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「昆虫育てて養殖魚のエサにするベンチャー」の著者

鵜飼 秀徳

鵜飼 秀徳(うかい・ひでのり)

日経おとなのOFF副編集長、浄土宗僧侶

京都市景観市民会議委員(2016年)、佛教文化学会会員。 1974年生まれ。成城大学文芸学部卒業後、報知新聞社へ入社。2005年日経BP社に入社。日経ビジネス記者などを歴任。2016年4月より日経おとなのOFF副編集長。浄土宗僧侶の顔も持つ。正覚寺副住職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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