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小泉進次郎、人工知能を語る

(対談)内閣府大臣政務官 小泉進次郎氏、東京大学大学院 松尾豊准教授

2015年8月21日(金)

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日経ビッグデータは9月14~15日にイベント「BigData Conference 2015 Autumn」を開催する。14日のキーノートには、内閣府大臣政務官の小泉進次郎氏や、人工知能研究の第一人者の1人である東京大学大学院の松尾豊准教授らが登壇する。そこでその2人に、日本におけるAI活用の戦略について語ってもらった。
小泉進次郎 氏 Shinjiro Koizumi
2004年関東学院大学経済学部卒業、06年米コロンビア大学大学院政治学修士号取得。09年衆議院議員、13年内閣府大臣政務官・復興大臣政務官。ITやビッグデータを活用した政策に積極的に取り組む

小泉さんは内閣府大臣政務官として、「近未来技術検証特区」でドローンや自動運転、人工知能(AI)やロボットなどの社会への導入について検討している。AIを、小泉さんや国はどのように位置付けているのか。

小泉氏:AIはいろんな場所で話題になるようになった。先日、松尾先生とも議論をさせていただいたが、AIは自動走行やドローンとは異なる次元で見ていかないと、国としての対応が追いつかない。そして、間違ってはいけないものだと実感している。

 また、世の中で一般にAIと呼ばれているものと実際にAIというものとギャップがあると思っている。今日はAIを活用したロボット「Pepper(ペッパー)」にも来てもらったが、多くの日本人はAIをこうしたヒト型で心を持つ新技術ととらえているのではないか。ギャップに対して、政治家として国の立場を誤らないように、認識を共有していきたい。

Pepperをはさみ、小泉進次郎氏と松尾豊氏が対談

松尾氏:その通りだ。世の中はAIをPepperや米IBMの(認知コンピューター)「Watson(ワトソン)」のイメージで理解しているが、これはAIの一部分。実はAIには想像も付かないものが含まれている。

 特に体を活用する分野だ。熟練した人間の動きはAIできちんとした仕組みを実現すればできる。まさに人間が熟練工として作り込んでいたものだが、ディープラーニングの発達でそれが「変数」で表現できるようになり、(作り込み不要で)突破されようとしている。例えば建設産業の現場の作業は、AIを活用したロボットが行うようになるかもしれない。農業、物流、介護なども同様だ。危険な場所である原発、災害、鉱山、深海などでの作業も任せられる。

小泉氏:私も行き着く先はそこだと思う。スマートフォンは我々の生活を変えたが、登場から10年も経っていない。10年前にはこうした社会が来るとは思ってもみなかった。AIもスマートフォン同様に我々のライフスタイルを劇的に変えていく可能性があると思う。今後AIで我々のライフスタイルが変わると思うが、どのような分野から変化が出てきそうか。

松尾氏:まずは防犯だろう。監視カメラの解析能力を向上できるので、不審なことをすると警察が来たり、危険なことをしていると警告したりするようになる。例えば「東京が世界で一番犯罪率が低いのはAIのおかげです」とアピールできれば日本の活力につながる。産業用ロボットの生産性を上げたり、農業の生産を上げたりすることもあり得る。

「ゲームチェンジャー ~データ&デジタル化で競争のルールを変える~」のバックナンバー

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「小泉進次郎、人工知能を語る」の著者

杉本 昭彦

杉本 昭彦(すぎもと・あきひこ)

日経ビッグデータ編集長

雑誌「日経ネットナビ」、日本経済新聞社東京編集局産業部などでインターネット業界の取材を長年続ける。2007年の「日経ネットマーケティング」創刊時より副編集長、2013年4月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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後藤 忠治 セントラルスポーツ会長