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人工知能の受験偏差値は?

新井紀子・国立情報学研究所教授インタビュー

2015年8月25日(火)

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日経ビッグデータは9月14~15日にイベント「BigData Conference 2015 Autumn」を開催する。15日のキーノートには、「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトのリーダーである新井紀子・国立情報学研究所教授が登壇する。なお、本インタビュー記事はムック『この1冊でまるごとわかる! 人工知能ビジネス』からの転載。

新井紀子 氏 Noriko Arai
東京都出身。イリノイ大学大学院数学科修了。博士(理学)。専門は数理論理学(証明論)・知識共有など。2006年国立情報学研究所 情報社会相関研究系 教授(現任)。2008年同社会共有知研究センターセンター長に就任(現任)/撮影:稲垣純也

「東ロボ」はどこまで偏差値を伸ばすことができるのか?

新井氏:昨年まで代々木ゼミナール全国センター模試を受けてきたが、受験した各科目ごとにだいたい偏差値が50に到達した。東京大学に受かるには偏差値70以上は必要になるため、現状の人工知能の基盤技術では、すぐには届かないと考えている。現段階ではまず、大きな目標として偏差値60を目指しており、到達するのは想定内と私たちは考えている。

 科目によって求められる能力は違う。質問応答や正誤の判定、自然言語の正確な機械翻訳、状況の判定、論旨要約の妥当性判断などだ。それぞれのタスクごとに偏差値が60に達すると、人間から人工知能へ労働代替が急速に起きると考えている。

改めて、プロジェクトの狙いについて教えてほしい。

新井氏:このプロジェクトを始めた理由は、1980年代の国家プロジェクト「第五世代コンピュータ」に対する反省というか、不満からだ。成果は書かれているが、あのときに目指していたことがなぜできなかったか、ロジックをベースにした推論機構である機械翻訳や質問応答、エキスパートシステムなどがなぜ実現できなかったか、ドキュメントが残っていない。あれほどお金をかけたにもかかわらずという思いがある。

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「人工知能の受験偏差値は?」の著者

多田和市

多田和市(ただ・わいち)

日経ビッグデータ

日経ビジネス記者・副編集長、日経情報ストラテジー編集長、日経ビジネス編集委員、日経BPビジョナリー経営研究所上席研究員などを経て、2014年1月から日経ビッグデータ記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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