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不正会計の東芝にアグレッシブな財務部長登場!

シニア記者もあぜん

2015年9月14日(月)

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 9月7日、東芝の決算発表である。3月決算の東芝の有価証券報告書の提出期限は本来6月末だから、実に2カ月以上も遅れたことになる。もちろんシニア記者は現場に向かった。

 だが正直に申すと、今回、突撃レポートは見送るつもりじゃった。東芝の不正会計問題については、6月の「株主総会」、7月の「社長辞任会見」に続き、1週間前の「決算再延期会見」にも突撃している。

 東芝の不正会計は日本の株式市場の透明性に泥を塗る、実にけしからん問題だが、いい年をして同じ会社に何度も何度も突撃していたのでは、何とかの一つ覚えと、若い者に笑われる。

 幸い、この日の決算発表では大きなサプライズはないはずだった。そこで、ここはぐっと我慢して、シニア記者のシニアたるゆえんを世間にお見せしようと算段だったのじゃ。

 「株主およびステークホルダーの皆様に多大なるご迷惑をおかけしたことを、おわび申し上げます」

 室町正志社長の謝罪で始まった決算発表。社長が担当役員にプレッシャーをかける場として、一躍有名になった「社長月例」を「業績報告会」という名前に変えていたことには驚いたが、それ以外に大きな驚きはなく「これなら突撃せずに済むわい」と、一人ほくそ笑むシニア記者であった。

 「2015年度の業績予想もいまだ開示できず、社会的責任を痛切に感じております」

 室町社長の締めくくりの言葉は、誠実な人柄がにじみ、好感の持てるものだった。おっしゃる通り。上場企業といえば、もはや公器。自らの都合で決算数字を捻じ曲げるなどあってはならぬことなのです。過ちを悔い改め、新しい東芝を作ろうというのであれば、小生も及ばずなら応援を惜しむものではありません。

 だが次の瞬間、シニア記者の「優しい気持ち」を吹き飛ばす、恐るべき事態が発生した。

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「不正会計の東芝にアグレッシブな財務部長登場!」の著者

大西 康之

大西 康之(おおにし・やすゆき)

ジャーナリスト

日本経済新聞産業部記者、欧州総局(ロンドン)、日経ビジネス編集委員、日本経済新聞産業部次長、産業部編集員などを経てフリーのジャーナリストに。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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