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元ニートも。多様な個性が働きがいつくる

第8回:実際に働いている社員の本音は?

2015年11月13日(金)

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「働きがいがある会社」を目指すITベンチャー、ウィルゲート。小島梨揮社長と吉岡諒専務のタッグの元、一歩ずつ経営改革を進めてきた。こうした社内の変化を、社員たちはどのようにとらえたのか。実際に働きがいをどのように感じているのだろうか。また管理職は現場の社員のモチベーションをどのようにして引き上げているのだろうか。今回は3人に登場してもらう(前回の記事はこちらをご覧ください)。

 まずは、若手社員から。入社して3年目のエンジニア加藤羽也人さんは、同社が新規事業として注力する新しいコミュニティーサイト「暮らしニスタ」の開発を新入社員ながら担当している。

入社1年目でベトナムを相手に開発を担当

 2013年4月に入社しました。同期は16人いて、そのうちエンジニアは僕ともう1人の2人です。

 大学2年のとき、それまでずっと続けていたサッカーを辞めて、インターンを始めました。仕事の内容は、インタビュー動画を撮影し、サイトにアップするというもの。この仕事を通じて、目の前にはいない人のことを考えてサイトを設計すること、そして、物をつくることの面白さを感じ、ベンチャーに就職することを決めました。大企業よりもベンチャーの方が、物をつくる実感が得られると思ったからです。

加藤羽也人さんは入社1年目の段階から新規事業でのサイト開発を担当(写真:菊池一郎、以下同)

 実は、就職先はウィルゲートとは別のところに決めかけていました。しかし、ある日のウィルゲートでのグループディスカッションが、僕の心を変えることになります。その日はたいへんな大雨で、グループディスカッションに参加するはずだった僕以外の学生は誰も会場に来ることが出来ませんでした。なので、人事の担当者が僕のためだけにいろいろと話をしてくれることになったのですが、その人がウィルゲートを心底好きで、本気で良くしたいと思っているのが伝わり、入社を決めました。

 入社してしばらくして、暮らしニスタの仕事を任されました。暮らしニスタとは、暮らしのアイデア投稿プラットフォームです。主婦の友社の「Como」という雑誌がアイデアコンテストを行った際、たくさんのアイデアを応募してもらったのに雑誌で紹介出来る数は限られていることから、Webサービス化したらみんなのアイデアを紹介できるし、投稿もしてもらいやすくなる。そして、データベース化もできると判断して始めたサービスです。もともとはその後ウィルゲートに参画することとなる2人の構想だったのですが、そこに僕が開発担当として合流することになりました。

 雑誌を読んだり母や母の友人など主婦の人たちの話を聞いたりする中で、このサービスは主婦の人たちの「もっとコミニュケーションしたい」「社会貢献したい」という思いを同時に実現できるものだとわかりました。僕自身もWebサービスの開発に興味を持っていたので、単にページビューを稼ぐだけではない場づくりができるのは嬉しかったですし、こういった新しいサービスに関わる機会を新人の僕に与えてくれた会社にはとても感謝しています。

 開発を始めたのは2014年2月。国内のエンジニアは僕だけで、あとはベトナムの在住のベトナム人エンジニアの協力を得ました。ただ、最初は戸惑いました。仕様書に書いてあることしかやってくれないからです。明らかにこちらの指示ミス、たとえば入力フォームの確認画面に戻るボタンがない、などには気がついて修正して欲しいのですが、それがありません。

 こういったことがないよう、僕は依頼者と非依頼者という関係ではなく、チームで仕事をしようと考えました。ベトナム人エンジニアとの間には、ブリッジSEという通訳的な立場の人がいるのですが、その人を介さずにつたない英語でコミュニケーションを取りました。もちろん、ベトナムへも実際に出かけて、このサービスの目指すところを、ユーザー数などの定量的な目標だけではなく、どういう目的でつくり、主婦からはどういった期待が寄せられているか、などという定性的な話もしました。すると、最終的にはベトナム人エンジニアから提案がもらえるようになって、とてもいいチームになったと思います。

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「元ニートも。多様な個性が働きがいつくる」の著者

小島梨揮

小島梨揮(こじま・りき)

ウィルゲート社長

慶應義塾大学在学中の2006年にウィルゲートを設立。同社は一時は組織の内部崩壊により倒産に直面したものの、経営者としての姿勢を改めその危機を乗り越えてSEO業界トップクラスの座に導いた。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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