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ダイバーシティーこそが競争力を生む

第33回 出口治明 ライフネット生命保険代表取締役会長(2)

  • 慶応ビジネス・スクール

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2016年7月25日(月)

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 慶応義塾大学大学院経営管理研究科(慶応ビジネススクール)が次世代の経営の担い手を育成すべく、エグゼクティブ向けに開設する「Executive MBA(EMBA)」。経営者討論科目の授業に登壇したライフネット生命保険会長の出口治明氏は日本の課題となっている競争力向上についても熱弁を振るった。

 イノベーションの多くはどこにでもあるものの「組み合わせ」から生まれる。新たな組み合わせを思いつくには幅広い知恵、知識、知見が必要であり、ダイバーシティーを実現してこそ、組織に様々な情報が集まると説明した。

(取材・構成:小林 佳代)
出口治明(でぐち・はるあき)氏
ライフネット生命保険代表取締役会長
1948年三重県生まれ。京都大学を卒業後、1972年に日本生命保険に入社。企画部や財務企画部にて経営企画を担当。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て、同社を退職。2006年にネットライフ企画設立、代表取締役社長に就任。2008年にライフネット生命保険に社名を変更、生命保険業免許を取得。2016年6月より現職。 主な著書に『生命保険入門 新版』『直球勝負の会社』『生命保険とのつき合い方』『日本の未来を考えよう』『働く君に伝えたい「お金」の教養』『「全世界史」講義Ⅰ』『「全世界史」講義Ⅱ』『「働き方」の教科書』など。
(写真=陶山 勉、以下同)

日本は残念ながらかつてよりも貧しくなっている

 世界を、現状を正しく認識するための方法について解説してきました。安倍政権が経済成長の推進力として掲げる「新3本の矢」には「名目GDP(国内総生産)600兆円達成」も挙げられています。次はこの目標をいかに達成するかを考えていきましょう。

 日本は残念ながらかつてよりも貧しくなっています。20年前には世帯の平均所得は660万円ほどありましたが、今は530万円ほど。なぜ貧しくなったのかといえば、競争力が落ちているからです。

 IMF(国際通貨基金)が発表している購買力平価ベースのGDP(国内総生産)を見ると、日本の経済規模は米国、中国、インドに次いで世界第4位です。このポジションをキープしようと思うのなら、競争力、イノベーションの力も第4位前後をキープしていく必要があります。

 ところが、スイスの有力調査機関である国際経営開発研究所(IMD)の調査によれば、日本の国際競争力は2016年には世界で26位。これでは、どんどん貧しくなるばかりです。つまり、この国の課題は競争力を上げること。GDP600兆円という目標は、その延長線上でこそ、達成が可能です。

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