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JT副社長が明かす「アメスピ」買収の勝算

第16回 日本たばこ産業 新貝康司・代表取締役副社長(1)

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2015年12月7日(月)

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 慶応義塾大学大学院経営管理研究科(慶応ビジネス・スクール)は今年4月、日本で初めてエグゼクティブに特化した学位プログラム「Executive MBA」を開設した。「Executive MBA」のプログラムの中から、今回は新貝康司・日本たばこ産業(JT)代表取締役副社長が展開した授業を掲載する。

新貝副社長は9月から同プログラムで講義しているダニエル・ガイスラーCLGジャパン合同会社日本代表の招へいにより、特別講演者として登壇した。CLGがJTの海外におけるM&A(合併・買収)を助言した縁による。

 大型海外M&Aを実行し、グローバル企業へと変革を遂げたJT。新貝氏はそのM&Aの計画準備段階から買収交渉、統合、その後の経営に至るまでをリードしてきた人物だ。

 多くの日本企業が行き詰まる海外企業の買収と統合という大いなる挑戦をいかに成功させたか。今年6月、初の著書『JTのM&A』(日経BP社)を刊行した新貝氏がその舞台裏を明かす。

 9月に発表し、話題となったたばこブランド「ナチュラル・アメリカン・スピリット(アメスピ)」の米国外事業の買収も「しっかり勝算を持って臨んでいる」と力強く語った。

(取材・構成:小林佳代)

新貝康司(しんがい・やすし)氏
1980年京都大学院電子工学課程修士課程修了後、専売公社(JT)に入社。89年ニューヨーク事務所所長代理、90年JT America Inc.社長に就任。財務企画部長、財務責任者(CFO)などを経て2006年日本、中国以外のたばこ事業の世界本社であるJapan Tobacco International社(ジュネーブ)の副社長兼副CEOに就き、ギャラハー社買収と統合の指揮を執る。現在JT代表取締役副社長。2014年からリクルートホールディングス社外取締役。著書に『JTのM&A 日本企業が世界企業に飛躍する教科書』(日経BP社)。(写真=陶山勉、以下同)

 今年6月、私は『JTのM&A』(日経BP社)という本を書き発売しました。買収には定石はありません。どの企業も試行錯誤で取り組みます。まさに「十人十色」。刊行を決める前には、正直なところJTで私が積んだ経験が、果たしてどれほど読者となるであろう他の企業の方たちのお役に立てるのだろうかという迷いもありました。

 けれど、この2、3年、買収について、またその後の統合や経営について、私の話を聞きに来られる経営者の方が増えてきています。確かに、世の中に買収について書いた本はあっても、買収後の経営について実務家が書いた本というのはほとんどありません。

 そこで海外企業の買収を検討している経営者の方、その勉強をしようと考えている方にいくばくかの示唆を提供し、日本企業の国際化に貢献できればという思いで本を書きました。

 この授業でも私の経験の一端をご紹介し、皆さんの疑問や質問に答えていこうと思います。

 最初に現在のJTの状況を概観していきましょう。

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