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「会長辞めろ!」株主の追及に鈴木修会長は…

再発防止への責任全うが「男として大切」、会場は拍手喝采

2016年6月30日(木)

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スズキの株主総会の会場。いつものグランドホテル浜松だ

 6月29日午前、静岡県浜松市にあるグランドホテル浜松の「鳳の間」でスズキの株主総会が開催された。毎年恒例のこの場所で、30年以上にわたってスズキのトップを務める鈴木修会長の発言に注目が集まった。

 冒頭、議長を務める鈴木会長はこう切り出した。

 「規定と異なる不正な取り扱いがあり、株主にご心配と迷惑をかけたことを深くお詫び申し上げる。厳粛に受け止め、報酬を減額処分し、株主にも報告した。私もCEO(最高経営責任者)を降りることにいたしている」

 

 一連の不正では、技術担当の本田治副社長が辞任を表明。鈴木会長もCEO職を辞退することはすでに発表済みだが、改めて株主に説明した。ただし、引き続き会長としては残る。

 2015年度の事業報告や監査報告、各議案の説明が続いたのち、質疑応答に入った。ぎっしりと埋まった会場で、株主が手を挙げ次々に質問していった。

「これが、メイク・インディアのシンボルだ」

 最初の株主の質問はインド事業について。今やスズキにとって、インド事業が業績を大きく左右する。なかなか現地の情報が入りにくいだけに、株主の関心も高いのだろう。

 スズキが昨年から新たに展開をすすめる販売店「NEXA」について、現地法人マルチスズキインディアの鮎川賢一社長が説明した。

 「NEXAは2015年7月から新チャネルとして展開している。大都市を中心に、2016年3月末で127店舗ある。これまで6万8000台売り、米ゼネラル・モーターズや独フォルクスワーゲンの1年間の販売台数を上回っている」

 鮎川・マルチ社長は新車の販売が好調なことを強調。その中でも日本にも輸出され話題となった「バレーノ」について、インドのナレンドラ・モディ首相が展示ブースを訪れ、「これが、メイク・インディアのシンボルだ」と発言したというエピソードを紹介した。

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「「会長辞めろ!」株主の追及に鈴木修会長は…」の著者

島津 翔

島津 翔(しまづ・しょう)

日経ビジネス記者

2008年東京大学大学院工学系研究科修了、日経BP社に入社。建設系専門誌である日経コンストラクション、日経アーキテクチュアを経て、2014年12月から日経ビジネス記者。担当分野は自動車、自動車部品。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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