• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

「ワイン×投資」で激戦区でもオンリーワンになれる

2015年7月4日(土)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 小さなお店であればあるほど、コンセプトが重要だと思っています。そこがブレしまうと、統一感がなくなってしまい、エッジも効かなくなってしまう。そうすると、店自体の存在意義がなくなってしまいます。

 「SHINOBY'S BAR 銀座」のコンセプトは、「Wine & Investment(ワインと投資)」。これが、「ワイン&ダイニング」であれば、まったく珍しくありません。が、「Investment=投資」をテーマにしたワインバーは、あまり聞いたことがありません。日本で唯一のコンセプトを掲げる店だというわけです。

ロゴの下にも、コンセプトを明示している

「レッドオーシャン」に陥らないために

 私が個人で出資して、銀座に開店したのですから、大手チェーン店のような資本力もノウハウもありません。素人同然で始めましたから、周囲の人の協力によって、お客様を集めなければいけません。

 そこで、常に意識しているのは、「レッドオーシャン」に入っていかないこと。つまり、競争のある場所からできるだけ距離を置くのです。競争に勝ち抜くのではなく、競争をしないように居場所を考えています。

 銀座には、数え切れないほどのワインバーがあります。ワインバーの競争では日本一厳しい場所かもしれません。「SHINOBY'S BAR 銀座」の近辺だけでも、真向かいには300円から提供している立ち飲みのワインバーがありますし、同じ通りには最近はやりのクラフトビールを出すおしゃれなバーも開店しました。そんな場所で競争しないようにするにはどうすればいいか――。

 結論は、徹底的に差別化してオンリーワンを目指す、でした。他店にはない価値を提供し続け、マネができないポジションを作ることによって、価格競争や顧客獲得競争に巻き込まれることなく、安定した経営を実現する。これしかないと確信していました。

 そこで、「自分たちの強みは何か?」「どこに差別化のパワーがあるのか」を考え抜かなければなりません。自分たちができること、持っているものを押し付けるだけでもダメです。お客様目線に立って何に価値を認めてもらえるかを、飲食に来る店という切り口から熟考しました。

 考え方のヒントは、以前に私が執筆した『内藤忍の「好き」を極める仕事術』(講談社)という書籍でも紹介しています。

 差別化に重要なことは「本当に好きなこと」を見つけ「掛け算」する。そのまま、今回のプロジェクトでも実践しました。

コメント0

「内藤忍が仕掛ける隠れ家ワインバーの秘密 cooperation with 日経レストラン 」のバックナンバー

一覧

「「ワイン×投資」で激戦区でもオンリーワンになれる」の著者

内藤 忍

内藤 忍(ないとう・しのぶ)

資産デザイン研究所社長

銀行や投資顧問、ネット証券など金融機関で30年近く仕事し、2013年に資産デザイン研究所を設立。 コンサルティングやセミナー、書籍などを通じて、お金の不安を解消する具体的なソリューションを提供する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック