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無印良品の新たなる挑戦

新分野へ進出、商品開発にも新風

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2015年6月27日(土)

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無印良品は成田空港第3ターミナルなど公共デザイン分野にも進出。
バルミューダとも商品を共同開発したり、旗艦店を中国にオープンするなど、 「無印良品のデザイン」が広がりを見せている。

公共空間のデザインに進出

成田国際空港第3ターミナルのシンプルな内装のロビー。鮮やかなLCCの受け付けカウンターの前に、良品計画のソファベンチが設置されている(写真:丸毛 透)

 良品計画が手掛ける「無印良品」のデザインが、公共スペースという新しい分野に広がり始めた。2015年4月8日にオープンした成田国際空港第3旅客ターミナル内の待ち合わせスペースやフードコートに設置されたソファ、椅子、テーブルは、すべて良品計画によるものだ。こうした大規模な公共スペースに良品計画の製品が大量導入されるのは初めてのこと。ソファベンチは約200セット、無垢のテーブル約80、椅子は約340脚に達する。

 成田空港第3 旅客ターミナルは格安航空会社(LCC)専用のターミナルだ。ここで使用する家具を提案するに当たっては、リーズナブルであり、なおかつ空の玄関口にふさわしいデザイン性が求められると考えたと言う。そこで、量産効果を期待できる既存製品をベースに、強度や耐久性を高めたモデルを開発することにした。フードコートにはオーク無垢材のテーブルと椅子を、待ち合わせスペースにはソファベンチを選んだ。開発に当たっては、良品計画のアドバイザリーボードでもあるプロダクトデザイナーの深澤直人氏がアドバイスした。

 空港などで多く使われる1 人掛けの椅子ではなく、ソファベンチを選んだのは「オブザベーション」というリサーチがきっかけだった。オブザベーションとは、一般家庭などを訪問して製品が実際にどう使われているかや、ユーザーが何に困っているかなどをフィールド調査し、そこから得た発見や仮説を製品開発に生かす手法だ。

バスゲートラウンジはグリーンで統一(左)。国内空港で最大級のフードコートは約450席あり、無垢のテーブルと椅子のほかにソファベンチも用意した(右)

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