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ジェームズ・ダイソンがEV参入の狙いを激白

クルマは人命を奪ってきた。我々が常識を“破壊”する

2018年1月12日(金)

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 昨年9月、世界に驚きを与えた英ダイソンのEV参入。ファンは沸き立つ一方、自動車業界は実現性を疑問視する。「本当に成功するのか」――。

 日経ビジネスは1月15日号(同日発売)の特集「ダイソンが見たEV大競争」で、ダイソンがEVに参入した狙いを詳報している。これまで同社は、サイクロン掃除機の発明にはじまり、羽根のない扇風機や奇抜な形状をしたヘアドライヤーなど、革新的な家電を数多く世に送り出してきた。

 その“家電メーカー”が、なぜEVに参入するのか。秘密主義を貫くダイソンには謎が多い。

 日経ビジネスはEV参入に関して、創業者ジェームズ・ダイソン氏の単独インタビューを実現した。天才エンジニアが、決断の背景を打ち明ける。

ジェームズ・ダイソン
(James Dyson)氏
1947年5月、英ノーフォーク生まれ。英バイアム・シャー・スクール・オブ・アート(現セント・マーチンス・カレッジ・オブ・アート)、英ロイヤル・カレッジ・オブ・アート卒業。93年にダイソン創業、掃除機、扇風機、ヘアドライヤーなど製品群を拡大してきた。経営はCEO(最高経営責任者)に任せる一方、会社のオーナーとして製品開発の総責任者であるチーフエンジニアの業務に専念している。2007年には英エリザベス女王から「サー(Sir)」の栄誉を得た。英国の欧州連合(EU)離脱支持者としても知られる。(写真:永川智子)
ジェームズ・ダイソン氏が全社員宛てに配信した、EV参入を伝えるメール

 「A Dyson EV」。2017年9月26日、英ダイソン創業者のジェームズ・ダイソン氏は全社員宛てにこう題したメールを送り、EV(電気自動車)事業への参入を表明した。サイクロン掃除機、羽根のない扇風機など、ユニークな機能とデザインを兼ね備えた家電を開発し、消費者の支持を獲得してきたダイソン氏。「次はなぜ、EVなのか」。そう問うと、話は自動車メーカーに対する痛烈な批判から始まった。

VWの排ガス不正問題で決断

 なぜダイソンがEVを手掛けるのか。皆さんには多少の驚きを与えたかもしれませんが、決して思い付きで始めたわけではありません。むしろ長い間、考え続けてきた構想でした。

 ダイソンがEVを開発する理由。一言で言えば、世界で広がる環境汚染に対して行動を起こしたいという切実な思いです。とりわけ自動車の排気ガスによる大気汚染は深刻です。この惨状を変えたい。

コメント6件コメント/レビュー

ダイソンが業界に参入できるというのは本当に脅威的だと思う。間違いなく日本の大手も全社が無事に移行できるとは思わない。

ダイソンよりも脅威なのは、中国やインドの自国メーカーによる国産EVだと思います。日経ではほとんど取り上げられていませんが、結構高い自己調達率で国産化できるようです。(2018/01/12 16:06)

「ダイソンが見たEV大競争」の目次

「ジェームズ・ダイソンがEV参入の狙いを激白」の著者

蛯谷敏

蛯谷敏(えびたに・さとし)

日経ビジネス記者

日経コミュニケーション編集を経て、2006年から日経ビジネス記者。2012年9月から2014年3月まで日経ビジネスDigital編集長。2014年4月よりロンドン支局長。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ダイソンが業界に参入できるというのは本当に脅威的だと思う。間違いなく日本の大手も全社が無事に移行できるとは思わない。

ダイソンよりも脅威なのは、中国やインドの自国メーカーによる国産EVだと思います。日経ではほとんど取り上げられていませんが、結構高い自己調達率で国産化できるようです。(2018/01/12 16:06)

大気汚染の原因は、車(排気ガス)よりも製造業(工場排ガス)のほうが比率が大きいと聞いたような気がしますが、どうなんでしょう。(2018/01/12 15:46)

『ダイソンがEV参入の狙い』がこんな幼稚な内容なら、「本当に成功するのか」の答えはNO!です。
EVに充電する為の電力が化石原料か原発に依るものなら、問題の先送りに過ぎません!(2018/01/12 13:36)

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