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佐渡島庸平氏が読み解く『トヨタ物語』(後編)

コルク社長が語る「大変革」と「マンガ化」の条件

2018年4月17日(火)

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 クリエイターのエージェント会社、コルクを率いる佐渡島庸平氏は新刊『トヨタ物語』を読んで、トヨタの“徹底ぶり”に刺激を受けた。「大変革」を起こすには、徹底的にやり抜かなければならない。佐渡島氏が見据える「その先」を『トヨタ物語』著者の野地秩嘉氏が聞く。その後編。

■重版出来!『トヨタ物語
 トヨタはなぜ強いのか――その本質に迫る巨編ノンフィクション。日経ビジネス連載「トヨタ生産方式を作った男たち」に書下ろしの新章などを加えた圧巻の408ページ、ついに刊行。早くも4刷。日経BP社刊

前編から読む)

日経ビジネスオンラインを読んでいる読者が、例えば「手塚治虫の現代版みたい漫画が読みたい」と思った時、マンバのサイトに行って、質問すればいいんですか?

佐渡島:はい。マンバでは、こういうマンガってなんかない? というのを「自由広場」でしゃべったりする。すると、マンガに詳しい誰かが答えてくれたりする。

マンガが走る道路を作る

佐渡島庸平(さどしま・ようへい)
コルク社長

2002年に講談社に入社し、週刊モーニング編集部に所属。『バガボンド』(井上雄彦)、『ドラゴン桜』(三田紀房)、『働きマン』(安野モヨコ)、『宇宙兄弟』(小山宙哉)、『モダンタイムス』(伊坂幸太郎)、『16歳の教科書』などの編集を担当する。2012年に講談社を退社し、作家のエージェント会社、コルクを設立。(撮影:神戸健太郎)

もう一度、マンガを読みたい人たちってけっこういると思います。特に定年退職した人で。

佐渡島:そうですね。時間があったら、昔のマンガも読みたいし、今のマンガも読みたいという人は大勢、いるでしょうね。

 さきほども言いましたけれど、自分の歩ける量と目で観察できる範囲って有限なんです。リアルな場であればウインドウショッピングは有効な手立てでしたけれど、PCの画面で「何かないか」とずっとクリックしてるのは楽しくないし、しんどい行為です。

検索していて、画面数が20画面もあったら、お手上げです。最初の画面しか見ていない。

佐渡島:そうなんです。PC画面のウインドウショッピングって数分間しかできない。

 しかし、マンバは「ほかの人がどんな感想を持っているのかな」という感想からの逆引きができる。ある種、ネット上で楽しんでウインドウショッピングができる。楽しみながらマンガを探すことができる。マンバがやろうとしているのはそういうことなんです。

 また、コルクという会社は『トヨタ物語』でいえば、自動車の製造です。マンガを作りますよという会社です。一方、マンバは道路を作る。道路を舗装する行為にあたります。

 このふたつに同時に投資しておかないと、いちばん困るのはマンガ家、マンガ原作者、クリエーターたち。だから、僕は両方を手がけることにしました。そして、握手する相手として理想的だったのが穐田さん。経営も教えてもらえるし、経験値も持っている。

はい、わたしもあらためてマンガを読みます。『トヨタ物語』もマンガにしてください。

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「佐渡島庸平氏が読み解く『トヨタ物語』(後編)」の著者

野地 秩嘉

野地 秩嘉(のじ・つねよし)

ノンフィクション作家

1957年、東京生まれ。出版社勤務などを経てノンフィクション作家に。人物ルポ、ビジネス、食、芸術、海外文化など幅広い分野で執筆。『TOKYOオリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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