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なぜか増加する「山林を買う人たち」

1万坪が10万円で取り引きされたケースも

  • 水野 孝彦

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2017年2月16日(木)

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 本特集では様々な商品の値付けの妙に迫ってきたが、世の中には価格設定の根拠が一般人からは分かりにくいものがある。その1つが山林の価格だろう。
 そこで、山林売買を専門とする「山林バンク」の代表、辰己昌樹氏に山林売買の相場や購入者たちの実態について聞いた。

 まず、気になるのはどんな人たちが山林を買うのかだ。辰己氏によるとメーンは杉、ヒノキの植林や伐採を目的とした林業を営む業者だ。「新たに林業へ新規参入するために異業種の企業などが購入するケースも増えている」という。そのほかでは、アウトドアを楽しむためや医療施設を作るといった目的で購入するケースもある。また、「田舎暮らしを目的として、都会に住む人が購入する場合も増えている」(同氏)。

価格はピークの10分の1

 肝心の山林の価格だが、取引事例が少なくケース・バイ・ケースにならざるを得ない。それでもあえて目安を示すなら「1ha(約3000坪)で30万円~80万円」(辰己氏)。ただし、杉、ヒノキなどが植林されている場合だ。人工>自然とは一般人から考えると意外だが、植林ではなく天然林の山林の方が価格は下がって「1haで20万円~30万円」が目安となると辰己氏は話す。1万坪が10万円で売買されたこともあるそうだ。山林の価値は植林された樹木の将来の売却価値に左右されていることが特徴だ。

 かつては地方の富裕層にとって山林は投資先の1つだったが、山林価格のピークは1979年~1980年で当時は今の10倍の価格で取り引きされていた。ピークから10分の1と大幅に価格が下がったことで、通常の不動産とは異なり、今では好不況の波にもあまり影響を受けなくなり価格が安定しているという。

山林バンクの代表、辰己昌樹氏。13年にわたって山林売買に関わり、取引実績は1500万坪以上になる

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