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組織を健全に保つ「セーフ・フロム・ハーム」

悲劇防ぐため、「ボーイスカウト」の取り組みから企業も学べ

2017年1月27日(金)

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 パワハラやモラハラという言葉が定着して久しい。多くの企業は問題が起きないように様々な対策を講じているが、職場での人間関係をきっかけに精神を病んだり、自殺したりするケースが後を絶たない。

 昨年、大問題となった電通社員の過労自殺問題も、単に労働時間の長さだけが原因ではないだろう。どうやったら、組織の中の人間関係を健全に保つことができるのか。青少年運動の老舗であるボーイスカウトが導入した「セイフ・フロム・ハーム」という取り組みが注目されている。いったいどんな考え方なのか。増田秀夫・ボーイスカウト日本連盟理事に聞いた。

ボーイスカウトの世界組織は、子どもや関係者を危害から守るために「セーフ・フロム・ハーム」という取り組みを始めた。(写真:PIXTA)

「危害から守る」、ボーイスカウトの教育

ボーイスカウトでは、「セーフ・フロム・ハーム(Safe From Harm)」という取り組みを始めているそうですが、それはどんな考え方なのでしょうか。

増田秀夫(ますだ・ひでお)氏
ボーイスカウト日本連盟理事
1956年千葉生まれ。1983年日本大学理工学研究科修士課程修了。ナカノフドー建設に入り技術研究所勤務。一級建築士。この間、大学院で博士課程を修了した。1989年に秀総合設計事務所(本社・千葉県野田市)を設立し、代表取締役就任。
ボーイスカウトには10歳の時に入隊し、スカウト歴50年。日本連盟副コミッショナーなどを経て、2016年日本連盟理事。セーフフロムハーム・安全委員会委員長を務める。

増田:スカウティング(ボーイスカウトの活動)というのは社会に役立つ人を育てることを目的とする運動ですが、子どもたちから大人の指導者まで多くの人たちが関与します。当然、人と人が交われば、そこには、いじめや虐待、パワハラ、セクハラといった様々な「ハーム」、つまり危害が生じる可能性があります。そうした問題が起きるのを排除するために、組織に関わる人たちが共通認識を持とうというのが、「セーフ・フロム・ハーム」を始めた理由です。

 スカウティングは100年以上前に英国で始まり、世界に広がった運動ですが、この「セーフ・フロム・ハーム」は米国や英国の連盟からスタートしました。それを日本に導入しつつあるわけですが、欧米的な問題と、日本の社会の現状にはかなりの差があります。日本に合った形の「セーフ・フロム・ハーム」になっています。

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「組織を健全に保つ「セーフ・フロム・ハーム」」の著者

磯山 友幸

磯山 友幸(いそやま・ともゆき)

経済ジャーナリスト

ジャーナリスト。1962年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒。日本経済新聞で証券部次長、チューリヒ支局長、フランクフルト支局長、「日経ビジネス」副編集長・編集委員などを務め2011年3月末に独立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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