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グローバル社会で活躍するのは、個性豊かな人材

人財アジア社長 岡村進氏に聞く

2016年6月3日(金)

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 グローバル化する経済社会の中で、今後求められる人材とは何なのか。外資系企業の社長の座を投げ打って起業し、ビジネスパーソン向けの予備校を開いた岡村進さんは、「異なる価値観を持つ人々と協働してシナジー効果を生みながら、より大きな仕事の成果を上げられる人」を育てる事が急務だと語る。そのためには、まずは自分自身の個性を磨き、「何のために働くか」を見極めることが大事だという。

「ノーモア資格、ノーモアとりあえずの英語」

将来を見据えてグローバル人材を育てるべきだという声が一段と強まっています。岡村さんは大手金融機関など様々な企業の人事研修なども引き受けておられますが、現場では何が起きているのでしょう。

岡村進(おかむら・すすむ)氏
人財アジア 社長
1961年生まれ。1985年東京大学法学部卒。同年第一生命保険に入社し、20年間勤務。その間に、国内運用部門、人事・企画部、米国運用子会社興銀第一ライフ・アセット・マネジメントUSA(現DIAM USA)社長兼CEOなどを歴任した。2005年、スイスの金融大手UBSの資産運用部門であるUBSグローバル・アセット・マネジメントに入社。2008年より日本法人の社長を務めた。2013年6月に同社を退社、7月に一念発起しグローバル人材育成を目指す「人財アジア」を設立、社長に。2015年4月「EATビジネス予備校丸の内校」を開校。1年のコースで、1期生23人を送り出し、今年は2期目。現在、福岡校の開校を準備中。著書に『自己変革 世界と戦うためのキャリアづくり』(きんざい)、『外資の社長になって初めて知った「会社に頼らない」仕事力』(明日香出版社)。

岡村:先日も大手システム会社で研修を行いましたが、100人以上の社員が集まりました。関心が高いというよりも不安に感じている人が多いという方が正しいでしょうね。経営戦略部門が「グローバル化だ」「海外展開だ」と決めて檄を飛ばしているものの、グローバル人材とは何なのか、何をすべきなのか、きちんと説明していない企業がほとんど。社員は何をやったらいいのか迷っています。TOEICの点数を取ったり、英会話を習いに行ったりするケースが多いわけですが、私は「ノーモア資格、ノーモアとりあえずの英語」と言って最近の風潮を否定しています。

グローバル人材教育というとすぐに「英語」という話になります。

岡村:グローバル人材とは何なのか、定義がきちんとなされていないのです。私はグローバル時代に活躍できる人材を、「異なる価値観を持つ人々と協働してシナジー効果を生みながら、より大きな仕事の成果を上げられる人」だと定義しています。「英語」とか「海外」という言葉は一切使いません。

 グローバル化というのは「世界の中の日本」、「世界の中のドイツ」といった具合に、世界の中でどう生きていくか、戦っていくかという問題です。そんな中で、終身雇用を前提にした同質社会と言われる日本が、最も苦しい変革を求められているわけです。

 まずは、世界は異なった価値観を持つ個性豊かな人から成り立っているのだということを理解しなければいけません。逆に言えば自らの個性というものを磨く必要があるんです。異なった価値観で多様な働き方をしているというのがカギで、それをお互いが理解し尊重することが重要なのです。こうした働き方は、そう遠くない未来に日本でも当たり前になると思います。

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「グローバル社会で活躍するのは、個性豊かな人材」の著者

磯山 友幸

磯山 友幸(いそやま・ともゆき)

経済ジャーナリスト

ジャーナリスト。1962年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒。日本経済新聞で証券部次長、チューリヒ支局長、フランクフルト支局長、「日経ビジネス」副編集長・編集委員などを務め2011年3月末に独立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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