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電力会社が中抜きされる時代がやってくる

始まった電力のP2P取引、ブロックチェーンを活用する試みも

  • 藤堂 安人=日経エネルギーNext

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2017年9月28日(木)

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 欧米で太陽光発電などの分散電源で発電した電気を、消費者と発電事業者が直接取引する電力のP2P(ピア・ツー・ピア)取引が始まった。消費者が特定の発電所を選択できるメリットがあり、流通コストを削減できる可能性もある。仮想通貨で注目される「ブロックチェーン」技術を活用する技術開発も活発化してきた。新たな電力流通の形が芽吹き始めている。

 太陽光や風力発電など再生可能エネルギーによる電力の販売でシェアを伸ばしている英国の新興小売電気事業者、グッドエナジー(Good Energy)は2016年11月、特定の発電所で発電した電気を選んで購入できる「セレクトリシティー(Selectricity)」と呼ばれる新たなサービスを開始した。

 新サービスは、CSR(企業の社会的責任)などの観点から、再エネの利用や地域の発電所からの調達(地産地消)をアピールしたい事業者などを顧客として想定している。ホームページには「最寄りの持続可能な発電機を選択することで、地域経済や地域社会への貢献を可視化できます」とある。

 グッドエナジーは、英国のソフトウエアベンチャーであるオープンユーティリティー(Open Utility)と連携し、同社が開発した「ピア・ツー・ピア(P2P)」プラットフォーム技術を電力供給に応用する。

 具体的には、パソコンやスマートフォンなどの端末を使って、需要家はマップ上に表示された再エネ発電所から購入先を選択する(図1)。それぞれの再エネ発電所から購入可能な電力量などが分かる仕組みになっている。契約後は選択した太陽光や風力などの発電所からの購入が使用電力量全体に占める割合などを都度、確認できる(図2)。

画面上の地図から好きな発電所を選べる
図1●発電所の選択画面(出所:オープンユーティリティ)
[画像のクリックで拡大表示]

時間帯ごとにどの発電所の電力をどの程度使ったかが確認できる
図2●使用電力量の確認画面[青が水力、緑が風力、黄色が太陽光発電](出所:オープンユーティリティ)
[画像のクリックで拡大表示]

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