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就活にまつわる噂のウソ・ホントを徹底検証

「インターンシップは有利?」「学歴フィルターはある?」

2016年3月8日(火)

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 史上最も短い決戦となった就活2017。就活生にとってこれから始まる説明会や面接は初めてのことばかり。それだけに情報収集が重要になるが、噂に戸惑うことも少なくない。そこで就活にまつわる噂を徹底調査した。「説明会で質問すると優遇される」ってホント?

2017年卒向けの就活は短期決戦。噂に惑わされずに、志望企業を見極めたい(写真:TK/アフロ)

 就活生が企業に初めて触れ合う機会が1~2月などに実施されるインターンシップだ。本来の目的は就業体験だが、選考過程で有利になるとの噂は絶えない。

 これはホントだ。「インターンシップを受けた就活生はエントリーシート(ES)を必ず通過させるようにしている」(広告代理店)、「内定者の3割ほどがインターンシップ経験者」(大手金融)など程度の差はあるが、選考の一部と位置づける企業が多い。2017年卒採用は説明会から選考までの期間が短いため、企業はいい人材が集められるか不安を感じている。2016年卒以上にインターンシップでの選考色が強まる。

説明会で質問すると優遇?

 3月に入ると企業説明会が始まる。そんな説明会でささやかれる通説が「説明会に参加しないと選考で不利になる」というものだ。これはウソ。企業の採用担当者に聞くと「説明会に参加していなくても内定をもらった学生もいる」(商社)、「席の関係で説明会に参加できない学生も多いので、動画で説明会を実施するようにしている。当然参加者を優遇することはない」(交通)と、あっさり否定する企業が多かった。

 ただ、メガバンクから内定をもらった4年生は「面接で『キミは説明会に3回しか参加していないね』と言われた。回数まで把握しているとは驚いた」と話す。ほかにも大手金融系企業で参加回数に言及されたケースは多い。

 企業の採用活動を請け負う採用支援会社の担当者によると、「回数で自社への関心が高いかどうかを測っている。関心が高い就活生にはリクルーターを優先して付ける金融機関もある」という。アイデムの調査によると、就活生は平均で23回も説明会に参加する。通常は必要ないが、金融業界を志望している場合には同一企業の説明会に数回通ってみる価値はありそうだ。

 説明会で質問をすると目立って有利になるという噂もあるが、これもウソ。

 「手を挙げて質問する積極性は評価する。ただ、質問しただけでその後の選考で有利になることはない」(金融)

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「史上最短の決戦を勝ち抜け 就活2017のポイント解説」のバックナンバー

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「就活にまつわる噂のウソ・ホントを徹底検証」の著者

寺井 伸太郎

寺井 伸太郎(てらい・しんたろう)

日経ビジネス記者

2002年、慶応義塾大学を卒業し、日本経済新聞社に入社。東京や名古屋での企業担当などを経て、直近は決算を取材する証券部。15年から現職

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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