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業界対策・鉄道航空編:時間厳守が鉄則だ

人々の生活を支える安定輸送、今後は多角化も強化

2016年3月16日(水)

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社会インフラの担い手としての自覚が重要(羽田空港、写真:時事通信フォト)

 鉄道や航空など、大勢の旅客の輸送サービスを手掛ける交通系企業。「安全・安定輸送の面で日常生活を根底から支える社会インフラとして、やりがいがある」(東海旅客鉄道=JR東海人事部の小峰宏夫氏)。時刻表に従い、多くの車両や航空機が稼働する現場を抱える以上、時間厳守が鉄則だ。規律正しさなどの基本的な素養があるのか、ES(エントリーシート)に続く面接ではてきぱきとした挙動が求められる。

 社会インフラとして揺るぎない存在意義はもちろんだが、流通や不動産、サービスなど、鉄道各社では沿線地域に根差した多くの事業を展開しているのも特徴だ。阪急電鉄人事部の小原一泰氏は「会社で頑張ることが、そのまま地域貢献、地域住民の役に立つことになる」と指摘。収益重視は民間企業として当然だが、こうした価値観に共感できることも重要だ。

 内定者の共通項を尋ねると、東日本旅客鉄道(JR東日本)人事部の中野有香氏は「鉄道も顧客あっての仕事。人が好きかどうか、人間性が大事」と話す。面接では学生との対話を通じ、物事をどう考えているのか、なぜそう考えるのか、原点は何なのか…と掘り下げる。その場しのぎで取り繕っても墓穴を掘るだけ。本来の自分で面接に臨むことが大事だ。

 全日本空輸(ANA)も「面接のやり取りでは企業側が好みそうな回答に合わせる必要はない。自社のカルチャーに合っているか、どんな部署で活躍できそうかは、企業がよく見ている」(人財戦略室の松村宏二郎氏)とのスタンスを示す。

 鉄道業は沿線を中心に顧客基盤が比較的強固で、景気動向に左右されにくい安定企業のイメージがある。ただ、人口減少や設備老朽化への対応は待ったなしなのが実情だ。

 入社を志すのであれば「単なる安定志向でなく、健全な危機感は必要」(東京地下鉄=東京メトロ人事部の見城亨氏)なのは当然。本音はともかく、行き過ぎた安定志向の言動は評価されにくい。

 実際、JR東日本は海外への鉄道輸出計画、JR東海は2027年開業予定のリニア中央新幹線などを推進している。他社も含めて、歓迎されるのはこうした新事業育成や多角化推進に積極的な人材。これは航空業界も同じ。コスト競争力に勝るLCC(格安航空会社)の台頭などで経営環境は激変しており、柔軟に適応していく姿勢が欠かせない。新入社員はその先兵を担う気概が求められている。

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「業界対策・鉄道航空編:時間厳守が鉄則だ」の著者

寺井 伸太郎

寺井 伸太郎(てらい・しんたろう)

日経ビジネス記者

2002年、慶応義塾大学を卒業し、日本経済新聞社に入社。東京や名古屋での企業担当などを経て、直近は決算を取材する証券部。15年から現職

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官