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住友商事、最初の面接では志望動機も聞きません

人事部採用チーム長の藤和恒氏に聞いた、面接のポイント

  • 松浦 龍夫

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2016年3月28日(月)

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 人気が集中する総合商社の中でも「どの分野もまんべんなく強い」ことを就活生に強く押し出す住友商事。若手社員の海外派遣に積極的なこともウリの一つだ。採用戦略について住友商事人事部採用チーム長の藤和恒氏に聞いた。

採用人数を教えてください。

:2016年卒の採用数は「基幹職」と呼ぶ総合職が130人でした。男性8割、女性が2割ですね。エントリー数の比率もほぼ同じです。2017年卒採用も同程度を予定しています。事務職と呼ぶ一般職は27人でした。

住友商事人事部採用チーム長の藤和恒氏(写真:北山 宏一)

採用のプロセスはどのようなものでしたか。

:16年卒向けの採用で初めてエントリーシート(ES)を課しました。受けるからには住友商事という会社を知って受けてもらいたいと考えたからです。内容はそんなに多くはなく、「事業精神に共感できることを書きなさい」「住友商事に伝えたいこと」ぐらいです。テストセンターでの試験もあり、ESと合わせて面接に進むかを決めます。

エントリー数を教えてください。

:エントリー数は約7000でした。

それだけ多いと面接に進める人数も少ないのでしょうか。総合商社だと一般的には2~3割ぐらいと思うのですが。

:そう誤解されがちですが、うちはできるだけ会って判断したいという方針です。数字は公表していませんが、2~3割よりはずっと多いです。しっかり話を聞きたいので多い人数の面接もしていません。一次面接で2対2ですね。そこから数回の面接で内定になりますが、人によって面接の回数は異なります。

就活生に事前に知っておいてほしいことは何ですか。

:商社のビジネスがどんな内容なのか知っておいてほしいですね。商社が単純に間に入ってモノ流通させていっているだけと勘違いしている人も多いので。あとは会社の方向性でしょうか。それらを踏まえて、自分の価値観に合うのかというのも考えておいてほしいです。

商社と言えば、英語や海外勤務が質問によく出ると聞きましたが。

:そうですね。英語はテストさえ通過できれば採用試験では関係ありませんと回答しています。内定者にはTOEICを受けたことがない人もいます。ただ、入社してからは使う機会が多いので、しっかり勉強する必要があります。

 海外派遣の点数基準がTOEICが730点以上でBULATS(ブラッツ、ビジネス英語能力テスト)はB2以上になっています。海外勤務については、3年ほど前に制度ができました。入社後10年で3つの部署を経験し、そのうち1つが海外勤務というものです。部署にもよりますが早い人だと3年目で海外勤務になります。

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