• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

始業前、ラジオ体操はもう古い

ヤマハ発動機、独自ストレッチで社内の意識を改革

2016年3月16日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 午前8時40分。ヤマハ発動機のオフィスに、さわやかな音楽が鳴り響く。多くの社員が席を立ち、一斉にストレッチ運動を始めた。

始業前のヤマハ発動機のオフィスには「Revストレッチ」の音楽が流れる
バイクを運転する動きも取り入れている

 首に肩、腰、アキレス腱。音楽に合わせ、全身の関節を伸ばしていく。中腰になり、腕を前に突き出して手首を下に折る動作は、バイクに乗って「ブルンブルーン」とアクセルを回すイメージだ。そして最後に深呼吸。ストレッチが終わると、各自デスクに戻って始業に備える。

 5分弱の毎朝の「ルーティーン」。昨年10月、ヤマ発は国内の主要拠点に導入した。始業前であり参加する義務はない。それでも、拠点やフロア、部門によって違いはあるもの、平均して5割以上の社員が参加し、8割以上の職場もあるという。

 それまでヤマ発の始業前のオフィスでは20年以上、違う音楽が流れていた。生産現場での安全を目的に作られた、ストレッチ運動の音楽だ。しかしオフィスでの参加率は極めて少なく、単なる「BGM」になっていた。

 新しいストレッチの音楽は、ヤマ発と同じルーツを持つヤマハの関連会社に所属する作曲家が担当した。そして動作は、ヤマ発がオフィシャルスポンサーとなっているサッカーJリーグ、ジュビロ磐田のフィジカルコーチが監修。社内のアンケートでは、58%の社員が「肩こりや腰痛を和らげる効果がある」と回答している。

 「企業スポーツ」はこれまで、自社の広告宣伝や社内の一体感の醸成などが主な目的だった。ヤマ発のストレッチの場合、支援するスポーツチームの持つ知見や専門性を、企業にフィードバックしている。昨年12月からストレスチェックが義務化されるなど、社員の心身の健康の改善は企業の至上命題になっている。ヤマ発のストレッチは、こうした企業が抱える課題に対する1つの方法と言える。

コメント1

「経営者 本田圭佑が米国進出」のバックナンバー

一覧

「始業前、ラジオ体操はもう古い」の著者

熊野 信一郎

熊野 信一郎(くまの・しんいちろう)

日経ビジネス記者

1998年日経BP社入社。日経ビジネス編集部に配属され製造業や流通業などを担当。2007年より日経ビジネス香港支局に異動、アジアや中国に関連する企画を手がける。2011年11月に東京の編集部に戻る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

もう中山素平のような人物が銀行の頭取という形で現れることはないだろう。

佐藤 康博 みずほフィナンシャルグループ社長