文具大予測“マニアックな文房具”がヒット

ペンは高級路線、女子文具は大人化

  • 納富 廉邦

 2017年の文房具業界の大きなトピックの一つは、ぺんてるの「orenznero(オレンズネロ)」のヒットだ。これは、芯が折れずにずっと書き続けられるうえ、ペン先を紙から離すたびに芯が出てくる、画期的なシャープペンシル。機能と書きやすさを求めて作られ、芯径は0.2と0.3mmの極細だけ。価格は3000円と高めだ。どちらかといえば、シャープペンシルのメインユーザー層である小中学生よりも大人が購入するだろうと予測されていた。しかし、これが小中学生にも売れたのは、業界的にもエポックメーキングだったと思う。

 しかし考えてみれば、筆者も小学4年生のころ、当時発売されたばかりの、シャープペンシルとボールペンが1本にまとまったゼブラの「シャーボ」(当時3000円)を誕生日祝いに親にねだった経験がある。だから、高価だから子どもは買わないということはないのだが、筆記具の用途も使い方も違うビジネスパーソンと学生がどちらも欲しがるシャープペンシルという存在は、筆記具に注目が集まっている昨今だからこその現象かもしれない。

ぺんてる「orenznero(オレンズネロ)」(芯径は0.2と0.3mm、3000円)
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いただいたコメントコメント1件

業種の法規制上、鉛筆を始め消せる筆記用具は使用禁止です。
また、ほとんどが電子化されているため紹介されていた文具には縁がなさそうです。(2018/02/16 17:58)

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