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最後の定期急行列車「はまなす」に乗ってきた

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2016年3月10日(木)

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急行列車最後の生き残り「はまなす号」

 2016年3月26日、北海道新幹線が開業し、いよいよ北の大地に新幹線が走り出す。東京駅に「新函館北斗」という行先表示が現れ、JR北海道所属のH5系新幹線(といってもJR東日本のE5系とほぼ同じ外観だが)が乗り入れるなど、この春は北海道に注目が集まるのは間違いない。

 新幹線開業という華やかな出来事に隠れがちだが、北海道では在来線列車の大幅削減という大なたも振るわれる。新幹線開業により役目を終える夜行列車は全廃され、赤字ローカル線も大幅減便。さらに人気があった観光列車の一部まで廃止されるのだ。

 北の大地に今、何が起きているのか。この春で姿を消す列車に、実際に乗って確かめてきた。

“2つの称号”をもつ急行「はまなす」

 「日本最後の定期客車列車」であり、「日本最後の定期急行列車」。そんな2つの“称号”を持つのが、青森駅と札幌駅とを結ぶ急行「はまなす号」だ。北海道新幹線が開業しても運転区間を函館-札幌間に短縮して存続するのでは、という推測もあったのだが、新幹線開業と引き換えに姿を消すことになった。最終列車は、札幌発が3月20日、青森発が3月21日。ダイヤ改正の3月26日よりも早くに運行を終えるのは、一足先に3月22日から青函トンネルの設備を新幹線仕様に切り替えるためだ。その間の4日間は、本州と北海道を結ぶ旅客列車は全面運休することになる。

 2015年9月のシルバーウィーク、記者は鈍行列車とはまなす号を乗り継いで、北海道へ旅した。「北海道&東日本パス」という格安切符を利用して、東京から北海道までの往復をなんと1万円台に抑えた。JR北海道線とJR東日本線が5日間乗り放題でわずか1万290円というこの切符、基本的に普通か快速列車しか乗れないないのだが、急行列車に限り、急行券を追加すれば乗車できるルールになっている。もっとも、冒頭に書いた通り定期的に走る急行列車はこのはまなす号しかない。ダイヤ上も、東京を早朝に出発して、普通列車で北上すると、青森からはまなす号に乗り継げる。逆に早朝にはまなす号で青森に着けば、そこから普通列車を乗り継いで、当日中に東京にたどり着ける。はまなす号の利用を念頭に置いたようなルールなのだ。

 札幌行きのはまなす号が青森駅を出発するのは22時18分。ホームに入ってくるのはその40分も前の21時36分ごろだ。というわけで、写真撮影の時間は有り余るほどある。カメラを構えた鉄道ファンが多数待ち構えるなか、赤いディーゼル機関車が青い客車を引っ張ってホームに入ってきた。この機関車は車庫からの移動を担当する入換用の機関車で、実際に列車を牽引するED79型電気機関車は、最後尾にぶら下がっている。ただこの日は客車が通常より多く連結されていたためか、機関車がホーム先端の立ち入り禁止区域に停まってしまい、写真撮影は次の停車駅の函館までお預けになってしまった。

はまなす号は出発の40分も前に入線。青森駅からは赤い電気機関車が青い客車を牽引する
先頭の機関車は立ち入り禁止区域にはみ出して停車。かろうじて撮れたのは連結面のヘッドマークだけだった

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