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餃子の王将が“女性向け業態”を出した理由

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2016年3月22日(火)

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外観を黒で統一した「GYOZA OHSHO烏丸御池店」。店舗面積は立ち飲みスペースを含めて約69坪。総席数は63席。大通りから少し入った立地だが“わざわざでも訪れたい店”を目指している

 外食チェーン大手が相次いで新業態を出店し、餃子ブームも到来するなか、「餃子の王将」を展開する王将フードサービスが、女性狙いの新コンセプト店「GYOZA OHSHO」をオープンした。場所は同社発祥の地、京都のなかでもオフィス街で知られる烏丸御池。近隣で働くOL客やその同伴者などをターゲットに、これまで取り込めていなかった層を開拓するのが狙いだという。

 餃子の王将といえば、男性客向けの中華料理店というイメージが強い。料理の量も多めで、女性客にはなかなか入りづらい雰囲気がある。「創業以来、男性には支持されてきたが、女性客はわずか2割。少子高齢化や女性活躍社会が叫ばれているなか、これまで来店してもらえなかった女性が入りやすい店づくりを目指した」と同社の渡辺直人社長は話す。

従来の「餃子の王将」とは全く異なるイメージの新店舗。カフェ風の内装で女性客の入りやすさを狙った

 新店舗では同社としては初めて社外の人材を起用。店舗設計からオリジナルメニュー開発、ホールスタッフ指導まで女性の専門家に依頼し、社内の女子チームも関わった。といっても、奇をてらった店舗ではなく、親しみやすく、温かみのある店という考えは変わらないという。「従来からの男性客にも来てもらえるよう、気軽に入れて価格もリーズナブル、活気のある店といった王将らしさは残している」(渡辺社長)。

 GYOZA OHSHO烏丸御池店の初年度売り上げ目標は約1億2000万円。この店舗で運営体制を固めながら店舗開発を進め、2号店は首都圏に出店する。今後、大阪、神戸、福岡、札幌など全国の主要都市にも進出し、1年以内に2ケタの店舗数を目指す。早期に海外にも出店する考えだ。

総合プロデュースを担当したインテリアデザイナーの折原美紀氏(左)と、バランス料理研究家の小針衣里加氏(右)

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