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“蚊を捕獲する空気清浄機”は何がすごい?

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2016年5月18日(水)

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この記事は「日経トレンディ」2016年6月号(2016年5月2日発売)からの転載記事です。内容は基本的に発売日時点のものとなります

 夏が近づくにつれ悩まされる場面が増える蚊を、空気清浄機で吸い込んで捕獲する――。そんな世界初の製品をシャープが発売した。「蚊取空清 FU-GK50」は、一見すると一般的な空気清浄機とほとんど変わらない。だが実は、蚊を捕らえるためのさまざまな工夫が施されている。

 最大の特徴は、蚊が近寄っていく習性がある紫外線(UV)ライトを内蔵した点だ。本体の内側で紫外線ライトを光らせ、引き寄せられた蚊を空気と一緒に吸い込む。

 空気を取り込むために両サイドに並ぶ小窓の大きさにも、秘密がある。蚊が暗がりや物陰に隠れる習性に着目し、最も入りやすい穴の大きさと形状を、試行錯誤の末に見つけ出した。黒い本体色は空気清浄機としては珍しいが、これは蚊が黒い色に近づく習性を利用したものだ。

 こうしておびき寄せられた蚊は、小窓から空気と一緒に吸い込まれ、裏蓋の内側にセットされた粘着シートにくっついて捕獲される。実際にどれほど蚊が取れるのか取材時点では試せなかったが、シャープによる実験では、捕獲率は88~98%に達したという。加湿機能はないが、空気清浄機能は同社の他の製品と同等だ。

シャープ「蚊取空清 FU-GK50」
実勢価格/5万3870円(税込み)
サイズ・重さ/幅391×高さ540×奥行き281mm・約5.9kg
空気清浄適用床面積(目安)/23畳まで
風量/0.8~5.1m3/分
消費電力/1.8~50W
運転音/18~51dB

蚊が最も誘われやすい大きさの小窓を両サイドに設置
左:本体裏の上部にUVライトがある。青い光は動作確認用のダミー
右:「蚊取り」ボタンを押すとUVライトが点灯し、蚊をおびき寄せる
(2)粘着シートで捕らえる
左:本体の裏蓋の内側に粘着シートを取り付ける
右:吸い込まれた蚊は貼り付いて逃げられない
HEPAフィルターを使うなど、空気清浄機としての性能はシャープの他のモデルと同等

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