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「楽天モバイル」は大手キャリアに追いつけるか

ポイントやセットプランで攻める

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2016年7月14日(木)

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 MVNO(仮想移動体通信事業者)の中でも頭角を現している楽天の「楽天モバイル」が、夏商戦に向けた新戦略を発表した。MVNOが市場拡大に向かう中、同社は攻めの姿勢を取っているが、その一方で、大手キャリアの戦略に追従しているようにも見える。

メイン回線としての利用が急増

 安価な通信サービスを提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)の勢いが増している。最近もいくつかのMVNOが新戦略を発表したが、中でも注目を集めたのが、2016年6月28日に楽天が打ち出した「楽天モバイル」に関する新戦略だ。

 楽天モバイルは、多くの消費者に浸透している「楽天」のブランド力に加え、積極的なテレビCMや、楽天のポイントプログラム「楽天スーパーポイント」との連携、さらには、5分間の通話がし放題の「楽天でんわ」のオプションサービス「5分かけ放題」の提供により、MVNOの中でも急速に存在感を高めている。しかも単にユーザー数が増えているだけでなく、ユーザーの利用スタイルにも特徴が表れてきている。

楽天傘下の楽天コミュニケーションズの回線を活用し、5分間の通話が無料になる「5分かけ放題」の提供で、楽天モバイルは大きな注目を集めた。写真は6月28日の楽天モバイル新製品・サービス発表会より
[画像のクリックで拡大表示]

 これまでMVNOのサービスは、データ通信を安価に利用したいユーザーがサブ回線として利用するケースが多く、SIMを単体で契約するユーザーが多くを占めていた。それに対し、楽天モバイルの場合、スマートフォンとセットで購入し、データ通信だけでなく音声通話も利用するなどメイン回線として契約する人が多数派になりつつある。

 楽天が公表した資料によれば、新規契約者のうち、音声通話に対応したSIMを契約するユーザーは、昨年1月時点で62%であったのに対し、今年5月時点では80%に達している。特に5分かけ放題を開始してからは、通話対応SIMの契約数が大幅に伸びており、楽天モバイルがメイン回線として利用される傾向が強まっていることが分かる。

 データ通信主体のサブ用途では、SIMを起点にそれ以上ビジネスを拡大するのは難しい。だが、メイン回線としての利用であれば、その上でサービスを利用してもらうなどビジネスを大きく広げられる可能性が高まる。特に楽天は「楽天市場」をはじめ消費者向けのサービスを多く持っていることから、消費者とのタッチポイントとして、スマートフォンと通信を直接提供することの意義は大きい。

「5分かけ放題」の開始以降、音声通話も利用するユーザーが急増。今年5月時点では、新規契約者のうち8割が音声通話対応SIMを契約。写真は6月28日の楽天モバイル新製品・サービス発表会より
[画像のクリックで拡大表示]

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