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「VRゲーム」の世界は、恐ろしいほど面白かった

ダンボール製から始めてみては?

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2016年9月20日(火)

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 その世界にずっといたくなるほど面白い……。スマホ向けの入門機から本格機器までさまざまな種類が出てきた「VR」は、想像を超えたスゴさがある。
 VRゲームにハマって自宅で日々楽しんでいるライターのジャイアン鈴木氏が、初心者向けの機器選びや実際の使い勝手について解説する。
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脳が見事にだまされる

 バーチャル・リアリティー(Virtual Reality)は「仮想現実」と訳され、昨今では「VR」と略されることが多い。VRと聞くと、2016年10月13日に発売されるVRシステム「PlayStation VR」のようなヘッドマウントディスプレー(HMD)をイメージする人が多いが、それはあくまでもVRの一側面でしかない。

 VRは視覚、聴覚などの感覚をなんらかの方法で刺激し、現実と錯覚させるための技術のこと。極端にいえば、カセットテープ時代の音楽プレーヤーだって、まるでコンサート会場にいるかのように錯覚させられたのだから、広義な意味ではVR機器だと言える。

 だが、PlayStation VRのようなHMD型のVRシステムが画期的なのは、360度全方向に3D映像が映し出され、見る方向を変えたり、立ち上がったり座ったりすれば、その動きに追従すること。視覚情報しか与えられていなくても、自分の視点の動きがそのままトレースされるだけで、人間の脳は見事にだまされる。

 こればかりは体験してみなければ実感できないが、よくできたVRコンテンツを試してみれば、思わず悲鳴を上げたり、身をよじって避けたり、両手で顔をかばうようなしぐさをせずにはいられない。

 最初に警告をさせていただきたいが、VRの世界はずっと没入していたくなるほど非常に面白い。なにしろ、しばらくゲームから遠ざかっていた筆者が、すっかりゲーマーとして復活し、VR以外のゲームもプレーし始めてしまったぐらいだ。

Oculus社のVRシステム「Oculus Rift」のデモ映像。目前で巨大な恐竜がよだれをまき散らしながら咆哮する。VR映像だと理解してはいても、雄たけびの息が顔をたたいているかのように錯覚する
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VR動画の定番がジェットコースターなどの乗り物系。視点を変えられるだけで現実感が格段に向上する
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 VR機器というと高価なイメージがある。たしかに税込み10万円を超える製品もあるが、数千円の出費で気軽に体験できる「カジュアルVR」とも言うべきアイテムも存在する。

 そこで本記事ではVR初心者向けに、いますぐ購入・体験できる機器を、価格の安いものから本格機まで紹介していく。

 また自宅で毎日VRコンテンツを楽しんでいる筆者が、そのスゴさや実際の使い勝手、問題点についても解説していこう。

【1000円】ダンボール製のお手軽システム

「Google Cardboard」。実売価格1000円前後。写真は互換品
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 「Google Cardboard」はダンボール製の本体にスマートフォンを収納して使用する手頃なVRシステムだ。公式サイトには仕様書が公開されており、型紙から手作りできるが、Amazonなどの通販サイトからサードパーティー製のキットを購入するのがお手軽だろう。

 元々はグーグルの開発者向けカンファレンス「Google I/O 2014」で発表されたものがオリジナルだが、現在はGoogle Cardboardの仕様に基づいて製作されたキットや完成品がサードパーティーから販売されており、それら製品には「Work with Google Cardboard(Google Cardboard 対応)」バッジが付けられている。

Google Cardboardの第1世代は磁力の変化を検出してタッチ操作を実現していたが、第2世代では導電素材で画面をタップする仕様に変更されている
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サードパーティー製のGoogle Cardboard互換ビューワー「Vr fold」。実売価格は1200円前後。画面上下に覆いがないので没入感はいまいちだが、折りたたんで常に携帯できるコンパクトさが重宝する。構造はシンプルだが、レンズの高さ、レンズ同士の間隔、レンズと画面の距離を調整可能。画面を直接タップすることで操作する
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 Google Cardboard用には専用アプリ「Cardboard」がAndroid、iOS用にリリースされており、VR体験や、YouTubeに公開されているVR動画を視聴できる。またGoogle Cardboardに対応しているサードパーティーアプリもCardboardアプリから管理可能だ。

Cardboardのデモ画面。Google Earthの上空を飛行する「Earth」、ヴェルサイユ宮殿を散策する「ツアーガイド」、美術品をあらゆる角度から観察する「鑑賞」、端末内の360度パノラマ動画を見る「マイ動画」、端末内の360度パノラマ写真を見る「Photo Sphere」、鳥と一緒に飛んだりオーロラを眺める「北極の旅」のアイコンが並ぶ
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これはGoogle Earthの上空で気ままな飛行を楽しめるEarth。空を見上げると「Fly To Space」という文字が現れ、タップすると成層圏を越えて、Chicago、Bryce Canyon、Zermattの3ヵ所に移動できる
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Google Cardboardで楽しめるシューティングゲーム「Bandit Six VR」。価格は160円。視点の変更で敵機を狙い、タップ操作で銃撃する
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