• ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

飲み忘れを防げ!軽い認知障害にIoT薬箱

エーザイが服薬支援機器を発売、見守り機能付き

2017年3月16日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

エーザイが2017年1月に発売した服薬支援機器「eお薬さん」。幅402mm、奥行き177mm、高さ320mm。薬局や施設のみの扱いで価格は8万5000円(税抜き)

 「おばあちゃん、お薬、飲んだ~?」

 そんな孫の声で服薬時間を知らせてくれるIoT(モノのインターネット)機器をエーザイが発売した。その名も「eお薬さん」。「あさ」「ひる」「よる」「ねる前」と1日4回までなら服薬時間をタイマーで設定できる。軽度認知障害(MCI、Mild Cognitive Impairment)の人などの使用に向く。

 MCIは、日常生活に支障はないものの、記憶、決定、理由付けなどの認知機能のうちどれか一つに問題が生じている段階を指す。MCIの人にとって「飲み忘れ」や「過量服薬」は深刻な問題だ。飲み忘れならまだしも、過量服薬となるとリスクがある。

「過量服薬が心配で薬を処方できない」と医師

 エーザイは他社に先駆けて1999年から、MCIや認知症の患者向け抗認知症薬を発売してきた。「在宅医療に同行した時、医師が『独居の患者さんには過量服薬が心配で薬を処方するのを止めた』と言っているのを聞いた。せっかく薬があっても、飲んでもらえないのでは意味がない。ショックだった」。同社認知症ソリューション本部の辻本道彦氏は、eお薬さんを開発したきっかけをこう説明する。

 eお薬さんは、ただ服薬時間と飲むべき薬を知らせてくれるだけではない。服薬したかどうかの情報をリアルタイムで医療関係者や家族に送信する仕組みも備えている。

コメント1件コメント/レビュー

エーザイ、やっちゃいましたね。アリセプトはMCI適応外だからMCIの段階で投与したら法的にアウト。薬剤師の方もMCI段階での投与は慎重な方が多いので、わざわざこんな無駄に高い機器売ろうとは思わんでしょ。
薬全般を管理できるするものにしておけばいいものの、なんでこんなグレーな仕様で売るのか。(2017/03/16 10:35)

「あなたを襲う認知症 経営が止まる 社会が揺れる」のバックナンバー

一覧

「飲み忘れを防げ!軽い認知障害にIoT薬箱」の著者

池松 由香

池松 由香(いけまつ・ゆか)

日経ビジネス記者

北米毎日新聞社(米国サンフランシスコ)で5年間、記者を務めた後、帰国。日経E-BIZ、日経ベンチャー(現・日経トップリーダー)、日経ものづくりの記者を経て、2014年10月から日経ビジネス記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

エーザイ、やっちゃいましたね。アリセプトはMCI適応外だからMCIの段階で投与したら法的にアウト。薬剤師の方もMCI段階での投与は慎重な方が多いので、わざわざこんな無駄に高い機器売ろうとは思わんでしょ。
薬全般を管理できるするものにしておけばいいものの、なんでこんなグレーな仕様で売るのか。(2017/03/16 10:35)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

面白い取り組みをしている会社と評判になれば、入社希望者が増える。その結果、技能伝承もできるはずだ。

山崎 悦次 山崎金属工業社長