• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

カイゼン記者がショパール工場を見た

日本と真逆のカイゼンが機能する別世界

2016年3月16日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 「マニュファクチュールもご案内できますが、希望されますか?」
 「ま、まにゅふぁくちゅーる?」

 2016年3月14日号の特集「同族だから強い」で、スイスの高級腕時計・ジュエリーブランドのショパールに取材を申し込んだ時のこと。日本法人の女性広報担当者にこう提案され、最初は何のことやらさっぱり分からなかった。

 マニュファクチュール…。英語の「マニュファクチャリング(製造)」に似ているから、きっと工場のことに違いない。だとしたら、こんなうれしいことはない。筆者は自称「カイゼン記者」。スイスの高級腕時計の工場がどんなカイゼンを実践しているかを見る機会など、そうそうあるものではない。

 「ぜひうかがわせてください!」

 それからというもの、ヨーロッパ的でしゃれた響きのある「マニュファクチュール」という言葉が大好きになった。本物を見る日が待ち遠しかった。

期待を裏切る? 日本の工場との共通点

 2月下旬の取材当日。本社はジュネーブ中心部から自動車で約20分の場所にあった。対応してくれたのは、本社広報担当者のA氏。本社とマニュファクチュールの見学から共同社長のカール・フリードリッヒ・ショイフレ氏へのインタビューに至るまで、常に付き添ってくれた。

 会議室で会社の概要を聞いた後、いざマニュファクチュールへ。本社受付の脇にあるドアを開けると細長い廊下があり、その先が製造現場になっていた。A氏と長い廊下を歩いていると、すれ違う人が全員、「ボンジュール」と挨拶をしてくれる。日本の工場でも、挨拶を徹底しているところは多い。

 「ここが機械加工のエリア…ボンジュール…で、こんな小さな部品を加工していて…ボンジュール」

 こんな感じでA氏の説明は時折、挨拶で中断される。

 「ごめんなさい。誰に言われたわけでもないけれど、ここでは挨拶するのが当たり前なもので…」

 「いやいや、日本も同じなので気にしないでください」

 そんな会話をしながら目の前に広がっていたのがこんな光景だ。

部品の機械加工をする現場

コメント2

「同族だから強い 不透明な時代を乗り切る変革力」のバックナンバー

一覧

「カイゼン記者がショパール工場を見た」の著者

池松 由香

池松 由香(いけまつ・ゆか)

日経ビジネス記者

北米毎日新聞社(米国サンフランシスコ)で5年間、記者を務めた後、帰国。日経E-BIZ、日経ベンチャー(現・日経トップリーダー)、日経ものづくりの記者を経て、2014年10月から日経ビジネス記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

社長に就任してずっと言っているのが ファンダメンタルズの強化。

安形 哲夫 ジェイテクト社長