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「大人の勉強ってどうする?」と悩んでませんか

2018年1月12日(金)

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「筋肉アタマ」上司の限界

 年末年始になると、あちらこちらのメディアで読書についての特集が組まれる。「今年の収穫」とか、「正月休みに読みたい本」とかさまざまではあるが、ついつい気ばかりが焦る方々も多いのではないだろうか。

 ビジネスパーソンは、勉強しなくてはならない。それは、もはや当たり前のことのようになっている。ところが、肝心の管理職世代になると、人によって「勉強する」ことに対する濃淡があるようだ。

 大手広告会社の営業部に所属するK子さんは。そんな上司を見てはイライラすることが多い。
 K子さんは、40歳を前にしてすでにチームリーダーを任されている。就職活動は厳しかったし、入社後も経済環境は悪かった。バブルの昔話は禁句で、経費は制限される状況でも「勉強し続けなくては」という意識は強かった。

 それはK子さんだけではない。同世代の仲間には勉強熱心な人が多い。そうした努力を会社も評価してくれたから、あちらこちらの部でリーダーが若返ってきた。
 その一方で、「学ぼうとしないオジサンたち」はまだまだたくさんいる。

 K子さんの直接の上司は、「勉強する人」をどこか馬鹿にしていた。研修に参加しようと許可をもらおうとすると、「お勉強頑張ってね」とどこか揶揄したような口調になる。
 もちろん本人は、勉強が嫌いでろくに本も読まない。紙の新聞を毎日読めば、それで十分だと思っている。

 学生時代にスポーツをやっていたそうで、いわゆる「体育会系」だ。しかし、そんな風に言うと、体育会出身者の若手は不服そうに言う。
 「本当の体育会は、もっと頭を使うし努力するものです」
 つまり「体育会もどき」ということなのだろう。いつ間にか、「筋肉アタマ」と言われるようになった。もちろん、本人のいないところではあるけれど。

 「結局は人間力だよ」
 それが、飲んだときの口癖だった。簡単にいえば「古いタイプ」なのである。そして、古いタイプをかわいがる役員もいるから、そうした上司もまだそこそこに健在だった。
 ところが、昨年に役員人事があった。これが近年まれに見る「大激震」で大幅な世代交代となり、「古いタイプ」は一掃された。
 そして「筋肉アタマ」の上司も、第一線を外れた。

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「「大人の勉強ってどうする?」と悩んでませんか」の著者

山本 直人

山本 直人(やまもと・なおと)

コンサルタント・青山学院大学講師

博報堂でクリエイティブ、研究開発、人事などを経て2004年に独立。キャリア開発とマーケティングの両面から企業を対象にした活動をおこなう。著作に「グッドキャリア」など多数。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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