• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

いよいよ50代。自分のキャリアをどう見切る?

ミドルのプライドがこじれる理由

2016年4月4日(月)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

みんな、「できる人」になりたい

 「できる人」というキーワードは多くの人が関心を持つようだし、実際、そうなりたいと思うのが普通なのだろう。ネットで「できる人」を検索するとよくわかる。

 「仕事ができる人」には、「6つの特徴」「10の行動」「9つの瞬間」「30の方法」などがあるらしいし、どうやら仕事は「5分で終わる」ようだ。そして、これだけの記事が溢れているということは、単純な事実を示唆している。

 みんな、「できる人」になりたい。

 そして、ほとんどのビジネスパーソンは多かれ少なかれ「何かができない」ことに悩んでいる。何でもできる人はごくごく少数だし、だからこそ昇進にも差が出るし、トップになるような人はわずかしかいない。

 そんなことは、会社勤めをしていれば誰だってわかってはいる。実際、最初から社長になろうと思っている人は少ない。

 新入社員を対象にした調査を見るとおもしろい(産業能率大学「新入社員の会社生活調査」)。「あなたが最終的に目標とする役職・地位は?」という項目がある。2015年だと「社長」と答えた人は11.5%だ。

 「10%あまりしかいない」と見るか、「10%もいるのか」と感じるのかは人それぞれだろう。ただし、これを時間軸で見てみると興味深い。

 10%前後になったのはこの3年くらいの傾向で、その前は、波はあるけれど15%くらいの数字だった。90年代は20%以上の年もあった。そして、公開されているデータで一番古い1990年は、何と34.4%もの新入社員が社長を目指していたのである。

「『社長になりたい』が3割」世代が直面する現実

 そして、この年に入った新人もこの春には50歳に近づいていることになる。自分の将来については、おおかた見当がついてくる年代だ。

 まだまだ社長になるかもしれない、と思っている人もいるだろうし、そういう方もこの欄を読んでいるかもしれない。しかし、多くの人はどこかで自分のキャリアに「見切り」をつけるはずだ。

 それが何歳かは人にもよるだろう。20代で早々に地位への興味を失う人もいれば、還暦近くまで己の出世に執着する人もいる。ただし、どこかで自分のキャリアを見切るということも大切になってくる。それが現実だ。

コメント3

「ここでひと息 ミドル世代の「キャリアのY字路」」のバックナンバー

一覧

「いよいよ50代。自分のキャリアをどう見切る?」の著者

山本 直人

山本 直人(やまもと・なおと)

コンサルタント・青山学院大学講師

博報堂でクリエイティブ、研究開発、人事などを経て2004年に独立。キャリア開発とマーケティングの両面から企業を対象にした活動をおこなう。著作に「グッドキャリア」など多数。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

高齢者に配るお金はあるが、少子化対策のお金はないと言うのは、おかしいでしょう。

小泉 進次郎 衆院議員