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「夢のようなシナリオ」は僕たちなら実現できる

最強のサポーターたちと「小さき6000社の味方」へ

2017年10月19日(木)

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 9月8日、フラクタとして初の資金調達となるシリーズA優先株式による資金調達に関して、僕たちの顧問を務めてくれている弁護士事務所であるモーガン・ルイスのオフィス(パロ・アルトという、レッドウッドシティの近くにある街にある)まで赴き、全ての必要書類にサインをした。テーブルの上にものすごい数の分厚い契約書が並べられ、その一つひとつにサインをしていくのだが、これから始まるもっと大きなゲームに参加する喜びと緊張に、僕は思わず、武者震いした。

1年半ごとの審判と覚悟

 以前も書いたかも知れないが、ベンチャー企業(スタートアップ)というものは、だいたい1年半に一回ずつベンチャーキャピタルと呼ばれる外部の投資家から資金を調達して、創業初期の人件費や家賃の支払いによる赤字(=売上マイナス経費が0より小さい状態にあること)、はたまた事業拡大期の生産や広告などに対する先行投資による赤字を乗り越えていく。

 市場の探索とビジネス・アイデアの発掘、製品やサービスの開発とその市場テスト、ビジネスモデルを組み立てた上での販売拡大、いくつかの販売チャネルの整理と利益の最大化、といったいくつかのフェーズに分けてベンチャー企業はビジネスを進めていくのだが、この一つひとつの時期をだいたい1年半くらいに整えて、1年半ごとに必要な資金を賄うために、シリーズA、シリーズB、シリーズC、シリーズD・・・という風に、分割して資金を調達していくのだ。

 こうして1年半ごとの各シリーズが進んでいく中で、およそ想定されたマイルストーン(事業上のターゲット)が達成されなければ、次のシリーズでお金を投資する人がいなくなり、その会社はそこでやむなく事業を停止する(つまり倒産だ)という仕組みだ。

 なぜ最初に巨額の資金調達を行わず、こうして分割して資金を調達するのかというと、それは投資家側から見れば、資金を何回かに分割することで、まとめて一気にお金を失うリスクを低減することができるということになるし、一方で起業家側から見れば、段階的に資金を調達することによって、事業が進展しているのであれば、その時々、仮想的に株価を上げながら調達をすることができる結果、自分の持株比率の希薄化を抑えることができるという相互利益があるためだ(この辺りの話を一度に分かりやすく理解したければ、僕が以前書いた『未来を切り拓くための5ステップ: 起業を目指す君たちへ』(新潮社刊)が分かりやすいので、是非読んでみて欲しい)。

コメント3件コメント/レビュー

毎回楽しみにしています。
いよいよ佳境に入ってきましたねー
6,000社への導入、うまく行きますように!(2017/10/23 11:00)

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「「夢のようなシナリオ」は僕たちなら実現できる」の著者

加藤 崇

加藤 崇(かとう・たかし)

加藤崇事務所代表

1978年生まれ。早稲田大学理工学部卒。東京三菱銀行、KPMG日本法人、技術系ベンチャー企業社長などを経て、2013年、ヒト型ロボットベンチャーSCHAFTをグーグルに売却し、世界から注目を集めた。スタンフォード大学客員研究員(兼任)

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

毎回楽しみにしています。
いよいよ佳境に入ってきましたねー
6,000社への導入、うまく行きますように!(2017/10/23 11:00)

価値提案を一所懸命にやっているとひしひしと感じています。
中小の水道局向けとのことなので、なお難しいでしょうが、ぜひ実現して頂きたいです。
事業のお役に立てる日が来るかもしれませんが、今は気持ちで応援しています。
今後の展開を楽しみにしております。(2017/10/20 11:27)

そうだ、その意気と熱と力を。忘れないように― 。頼もしいのはスポーツ界だけかな、そちらも男女別でいうなら女子が優勢かとみたが、草木系の男たちも負けず劣らず頑張っているようで同慶の至り。暗澹たる気分にさせるのは団塊時代の、今まさに旬の筈の経営者たちのていたらくだ。昨今見せられる謝罪の画に、日本経営者団体連盟傘下の優者(勇者)達よ、切磋琢磨乃至追い越せ、追い抜け時代、その五臓六腑、血肉、手足を挺してのわれら、3300万人の内の所謂後期高齢者は、伝えられる東芝の、神戸製鋼の、日産自動車の相次ぐ不祥事について哀しい眼差しを以て見つめている。息をも押し殺す想いだ。真摯に生き、且つよく生きてきた事を称えられてこそ普通の事をした、果たしたと胸を張って誇らしく自分を褒めている筈の身、何故に斯く不名誉な身をかこつのかと直接の当事者の心痛は思う以上に余る。不思議なのは一様の詫び状文、その言辞、あってはならぬ事を、これをしでかしてしまって― のつもりらしいが、これでは想定内・想定外議論と同じで、経営者たる人、従業員たる者何れともそのミッション(役務・役目)・立ち位置からして判っていないように考えられる。「夢のようなシナリオ」は僕たちなら実現できるを信じたいものだ。(2017/10/19 11:13)

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